故郷よ (映画.com)
劇場公開日 2013年2月9日
解説
チェルノブイリ原発事故が招いた悲劇を描いた人間ドラマ。
1986年4月26日、チェルノブイリの隣村プリピャチで、アーニャとピョートルは結婚式を挙げる。
しかし、幸せの絶頂の日であるはずのこの日、消防士のピョートルは「山火事の消火活動」という名目でパーティ中に駆り出され、2度と戻ることはなかった。
10年後、観光名所となった廃墟の街をガイドするアーニャ、事故当時に原発技師の父と生き別れとなった青年バレリー、
事故後も頑なに自宅を離れず、汚染された土地を耕し続けた森林管理人のニコライという3人を通し、失われた故郷に心を置き去りにしたまま、
現実と向かい合う人々の姿を映し出す。2011年・第24回東京国際映画祭「natural TIFF」部門でも上映された(映画祭上映時タイトル「失われた大地」)。
主演は「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。 |