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てらまち・ねっと



 昨日エジプトで熱気球が墜落して死者、と流されていた。
 悲しい事故。
 ともかく、その後のニュースでは、JTB系列の子会社が元、とか、
 再々委託で現地に任せた、とか
 その飛行会社は過去に2度の熱気球墜落事故を起こしていたから、使わない会社もあるとか・・・

 そのニュースのうち、専門家の
 「熱気球は空中では安定」「台風でも大丈夫」とかのコメントがあった。
 熱気球の動態について、とても意外に感じた。

 それで、ちょっとだけ調べてみた。
     要は風には道があり、それを立体的に利用しているとの印象。

 ウィキペディアの記述と専門家の人たちの「熱気球入門講座」からポイントを記録しておいた。

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   Google の「熱気球」の画像の一部から



  ●熱気球出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
         ウィキペディア
熱気球(ねつききゅう)とは、飛行するための道具である気球の一種。
暖めた空気により浮力を得て飛行する。軽い水素やヘリウムなどの気体を集めて浮力を得る物はガス気球と呼ばれる。

熱気球は、球皮(エンベロープ)と呼ばれる袋の中の空気を下部に取り付けたバーナー等で熱し、外気との比重の違いにより発生する浮力により上昇する。
乗員は通常球皮の下に取り付けられたゴンドラ(バスケット)に乗る。一部ハーネス等でパラグライダーのように吊った状態で飛行する物もある。

バーナーからの熱の調整による上昇、下降のみ可能であり、風のほかに飛行船のような自力の推進力は持たない。
風の向きと強さは高度によって異なるため、進みたい方向の風を見つけて高度を調節する。
熱気球の上部には中の空気を抜くための弁がある。弁には各種構造があるが、一般的なものではパラシュートと呼ばれる円形に縫製された布によって内圧で塞がれている。
排気を行う場合は排気弁、通常リップラインと呼ばれる紐を引く事によってパラシュートを引き下げ、排気する。
排気弁には本来大きく分けて2種類の名称がある。ダンプとリップである。ダンプは上空で飛行中使用することを目的とし、リップは最終排気を行うための物である。

前述のパラシュート形式の弁の場合、この両方の機能を併せ持っているために操作索はリップラインと呼ばれる。

熱源となるバーナーの燃料はLPGを使用しており、飛行時間にもよるが、一度のフライトで一般家庭が使用する約1~2ヶ月分のLPGを消費する。
その他にも特殊フライトをする機体では別の燃料を使用する事例もある。


熱気球の飛行は、その地域を管轄する空港とのすり合わせが必要である。
航空路や、管制圏等を避けたエリアに対して飛行可能であるエリアや高度が決められる。
飛行可能となるエリアはノータムとして申請し、一般の他の航空機に対しても公示される。一部の空港に近接した地域では、離陸前および着陸後に空港へ連絡する必要がある場合もある。
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●エジプトで熱気球墜落、日本人含む外国人観光客ら死亡
            CNN 2013.02.26
エジプトで熱気球爆発・墜落、外国人観光客ら死亡 (CNN) エジプト南部で26日、旅行客などを乗せた熱気球が爆発して落下し、外国人旅行者など18人が死亡した。同国国営メディアが伝えた。

先の同国政府の発表では19人が死亡したとしていたが、その後、14人が死亡、4人が行方不明だと修正していた。

エジプト内務省の発表によると、熱気球には21人が乗っており、約300メートル下に急落下したという。

同国メディアの報道によると、熱気球はガス爆発を起こしたという。

政府の発表によると、熱気球には香港からの旅行客9人の他、日本人4人、英国人3人、フランス人2人、ハンガリー人1人の計19人の外国人旅行客が乗っていた。

ルクソール県知事によると、他にエジプト人の操縦士ら2人も乗っていた。エジプト人操縦士の1人と英国人2人が病院に運ばれたとしている。

事故はカイロから南東へ車で約9時間のルクソール上空で起きた。ナイル河を上空から見学するツアーで、ルクソールはカルナック神殿やハトシェプスト女王葬祭殿などが観光地として有名。

●熱気球墜落、4邦人死亡=飛行中に爆発、19人犠牲-エジプト
           時事 (2013/02/27-00:27)
 【ルクソール(エジプト)時事】エジプト南部ルクソールで26日午前7時半(日本時間同日午後2時半)ごろ、観光遊覧飛行中の熱気球が爆発、墜落した。エジプト保健省や現地の病院関係者によると、日本人4人を含む乗客19人が死亡した。

 日本の旅行代理店大手JTBの子会社は、主催したツアーに参加した東京都在住で60代の夫婦2組の死亡を確認した。同社のツアーはカイロの旅行代理店「トライウェイズ」が請け負っていた。

 気球にはエジプト人操縦士1人と乗客20人が乗っていた。
目撃者によると、着陸しようとした際に爆発が起きて炎上しながら急上昇し、操縦士を含め約10人が次々と飛び降りた。
操縦士と英国人1人が命を取り留めた。約5分後に約300メートル離れた地点に墜落し、その場で10人の遺体が発見されたという。現地入りした在エジプト日本大使館員によると、犠牲者の遺体はルクソールの空港に搬送され、同日中に軍用機でカイロに着く予定。

 ルクソールの病院は、死亡した日本人について、ツゲ・カズオさん、ツゲ・ハルミさん、テラダ・ヤスヒデさん、テラダ・アサコさんの4人だと明らかにした。

 乗客名簿によれば、気球には日本人4人以外では中国系9人、英国人3人、フランス人2人、ハンガリー人1人、エジプト人1人が搭乗。

 事故を起こした気球を運営していたのは「スカイ・クルーズ」社。1989年創業で従業員は約50人。同社スタッフは時事通信の取材に対し、「操縦士は約10年の経験があるベテランだ。突然、ガスボンベが爆発した」と語り、偶発的な事故だったとの認識を示した。地元当局は事故を受け、ルクソールでの気球の運航を禁止する措置を取った。


 ● 熱気球入門講座 から
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気球を飛ばす  <上に戻る>
では 実際に気球を飛ばす 手順をおっていきましょう

気球には 動力がない 風任せである だから風には 逆らえない
ゴンドラから風下に向けて 球皮 を広げる 風も交通安全の黄色い旗が たなびく程度迄が
気球のフライトには、適しており それ以上の風は離陸も着陸も困難になるので 飛ばない


雨や雪が降れば 球皮が濡れて 重くなるので飛べない(墜落)
むしろ そんな時に無理して飛べば 気球の劣化が激しくなり 機材の寿命を縮める事となる

視界が悪くても 飛べない 何故なら 有視界飛行と言って 見通し距離がある程度確保して
いない場合の フライトは、危険を伴うのである (衝突、電線に引っかかる)

飛べない 事が多い これが熱気球なのだ
セッテングで重要なのが 宴会の準備だ 一人では飛べないので 必ず仲間が複数集まるので
天気が悪いと 自然と ミーティングに移行するのだ だから皆さん酒が好きで 必需品である。

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フライト  <上に戻る>

搭乗者(免許は、いりません)がゴンドラ乗り込み 機材のチェックをして 時間を確認
(燃料の消費を計算する為に必要) バーナーを断続的に焚き込み 離陸

気球には、舵が有りません 全ての 動きは、風任せです
では どうやって方向をコントロールしているかと 言うと 風を利用しているのです

風は 高度により吹いている 方向や早さが異なる特性があり
気球が上昇したり 降下したり あるいは一定の 高度を維持 する事により
進行方向をコントロールしている のです

ツマリ パイロットは、風を読み バーナーを炊く間隔 やら時間を調整して
気球内部の温度を調整することにより 高度を調整して風を利用している


降下する 方法は、バーナーを焚かないで 自然に降下する方法と
天頂にある パラシュート状の排気装置(パラシュート) を開けて 内部の熱気を
抜いて 降下する方法もあるり 両方を組み合わせるのと 同時に
バーナーにより 降下速度をコントロールしているのです
・・・


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