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てらまち・ねっと



 原発の汚染水を海に捨てるになんて・・・そんなにヒドイ話は納得できない、そう思ってきた。
 海に捨てて問題ないというなら、世の中、何の規制や対策も不要。

 東電が予定している福島第1原発の汚染水対策として、建屋周辺の井戸「サブドレン」などからくみ上げた地下水を浄化した上で海に放出する計画。
 時間が経てばたいていの人は諦めていく、そんな常套手段か。
 今回、福島第1原発の地元の漁協は、東電の「サブドレン計画」の実施を容認する方針を決めたらしい。
 
 そのあたりの確認をした。東電の「解説」のページの情報と幾つかの報道をブログに記録。

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●サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ(計画)
        東京電力



サブドレンは、原子炉建屋とタービン建屋近傍にある井戸のことです。
サブドレンで地下水をくみ上げることにより、原子炉建屋およびタービン建屋へ流入する地下水が大幅に低減することが期待できます。 また、海側に流れ込む地下水についても、海側遮水壁を設置してせき止め、護岸に設置した井戸(地下水ドレン)によりくみ上げます。地下水ドレンよりも地下水の流れの上流側にあるサブドレンでくみ上げを行うことで、海側に流れる地下水を低減することができます。

※関係省庁や漁業関係者さま等のご理解なしには行いません。




※1:専用浄化設備は、放射性物質濃度(トリチウムを除く)を1/1,000~1/10,000程度まで小さくする能力を持っています。
※2:地下水バイパスで設定した運用目標(水質基準)を更に厳格化した運用目標を満たすことを、当社および第三者機関で確認します。
※3:関係省庁や漁業関係者さま等のご理解なしには行いません。

●浄化地下水の海放出計画を容認 福島第1原発の地元漁協
    日経 2015/7/27
東京電力福島第1原発の汚染水低減策として、建屋周辺の井戸「サブドレン」などからくみ上げた地下水を浄化した上で海に放出する計画をめぐり、福島県の相馬双葉漁業協同組合(相双漁協)は27日、相馬市内で理事会を開き、計画を条件付きで容認することを決めた。

 今後、条件を詰めた上で、8月上旬にも要望書を取りまとめる方針。県南部のいわき市漁協は既に要望書を取りまとめており、上部組織の福島県漁業協同組合連合会が近く、計画受け入れを判断する見通しとなった。

 相双漁協の佐藤弘行組合長は理事会終了後、「福島県の漁業復興のためには(計画容認は)仕方がない。国と東電には、しっかりとした風評対策を求めたい」と語った。

 計画では、くみ上げた地下水を浄化設備で処理した後、タンクに貯蔵し、放射性物質の濃度基準を下回っていることを確認して海に放出する。〔共同〕

●地元漁協、建屋周辺地下水の放出容認へ 福島第一原発
   朝日 2015年7月27日
 福島県沖北部を漁場とする相馬双葉漁協は27日、東京電力福島第一原発の建屋周辺からくみ上げた放射性物質を含む地下水を浄化して海に流す、東電の「サブドレン計画」の実施を容認する方針を決めた。県南部のいわき市漁協もすでに容認の方向を決めている。福島県漁業協同組合連合会は8月中旬にも、計画の受け入れを決定する見通しとなった。

 原発敷地内で増え続ける汚染水の対策として、国と東電は昨年5月から、原発建屋に流れ込む前の地下水をくみ上げて海に流す「地下水バイパス」を開始。汚染水を減らす効果をさらに上げるには建屋周辺のサブドレンと呼ばれる井戸からのくみ上げが必要だとして、漁業者に計画容認を求めていた。

 しかし、大雨のたびに第一原発の汚染雨水が港湾の外に流れ出ていたことを東電が公表していなかった問題が今年2月に発覚。漁業者の多くは「東電との信頼が崩れた」と反発していた。

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