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てらまち・ねっと



 外泊すると、最近は無料のWi-Fiの整備がどんどん進んでいる状況が分かる。
 でも、悪意の広がるネットの世界、詐欺やウィルスの懸念は広がるから、注意が必要。
 そんな警告を改めて、見てみた。

 安心度があるといわれる「SNSアカウントやメールアドレスの登録の無料のWi-Fiは、単に『登録を経ることで犯罪者の追跡ができる』という抑止力」だけ、らしい。フリーWi-Fiの利用はWEB閲覧程度にするべき・・・。機会があれば他人の無線LANアクセスポイントに許可なくアクセスしたい人たちが相当数いる。

 ということで、それら要点版を書きに、さらに、収用部をその後に記録しておく。

 なお、私は、今は、無料のWi-Fiについては、便利だけど、使わないようにしている。つなぐときは、WEBの閲覧だけにしている。
 ブログの作成などは、もともとの自分の専用のWi-Fi。外泊の時も、WEBの閲覧以外は、専用のWi-Fiを使う。もちろん、その自分専用Wi-Fiでも、ブログの作成以外のID・パスワードを使ってログインするネットは使わないことにしている。ベーシックには、自宅のデスクトップパソコンだけ。

 だから、自宅のデスクトップパソコンに入るメールにしか対応しないことにしている。必然的に、メールを開くことにも慎重。
 この7月10日過ぎからの不審メールが保存してあるので、それを日本サイバー犯罪対策センターの(7月27日更新)「ウイルス付メールに注意」「ウイルス付メール INDEX版」と比較し、記録しておく。

 警告の要点版は以下。

●無防備な無料のWi-Fiに迫るセキュリティの脅威  駅で! カフェで! 無線LANに潜むネット犯罪の危険/マカフィーセキュリティニュース
 ・Wi-Fiは安全性より利便性が重視されて誕生したため、駅や飲食店をはじめ街の至る所に存在。
 ・フリーWi-Fiには特に注意が必要。セキュリティのぜい弱なフリーWi-Fiを利用してメールを送った場合、簡単にその情報が盗み見されてしまう危険性
 ・重要な個人情報を含むやり取りや、ID・パスワードを使ってログインするネット利用は行わない
 ・フリーWi-Fiの利用はWEB閲覧程度にとどめる

●無料Wi-Fi、簡単と安全 割れる自治体対応/2017/1/26 神戸新聞
 ・SNSアカウントの設定などがない場合、公衆無線LANがサイバー攻撃などの犯罪に使われても端末の特定ができない。登録を経ることで犯罪者の追跡ができる。
 ・ホテルや旅館のほか、商業施設でもWi-Fiの整備が進む。民間施設に対してもセキュリティーの強化などを要請する。
 ・SNSアカウントやメールアドレスの登録だけでは完全なセキュリティーとは言えないが、犯罪者への抑止効果はある。

●フリーWi-Fi接続時にすると危険な行動とは? 日本のユーザーの7割が実行/INTERNET Watch 2017年7月14日
 ・正規のアクセスポイントと同一のSSIDを設定した悪意のアクセスポイントや、第三者に通信内容を盗み見られる危険性がある。
 ・安全性に疑問を持つユーザーでも、フリーWi-Fiへの接続時にオンラインバンキング(13%)やショッピング(12%)など、クレジットカード情報や個人情報が漏えいしかねない行動を取っている。「リスクがある」行動をフリーWi-Fi接続時に行っているユーザーは、合わせて71%にも達している。
 ・旅先でWi-Fiを確保できることが、宿泊先の選択に影響するとの回答も61%。新幹線などの「移動中」が44%、「飲食店」が45%、「航空会社」が42%となり、人々の選択にフリーWi-Fiの存在が行動の選択基準の1つ。
 ・他人の無線LANアクセスポイントに許可なくアクセスしたユーザーは、日本でも19%存在。
 ・パスワードを予測またはハッキングしたことのあるユーザーも日本で5%、世界で8%。必要性やチャンスがあれば実行するとの回答が6%。

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7月中旬から昨日までに私に届いた不審なメール ↓



★一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター
 ★ インターネットバンキングマルウェアに感染させるウイルス付メールに注意
  2017年 7月27日午後7時 更新
 ★ ウイルス付メール INDEX版


 ●無防備な無料のWi-Fiに迫るセキュリティの脅威  駅で! カフェで! 無線LANに潜むネット犯罪の危険
            マカフィーセキュリティニュース        
 総務省の調査(※)によれば、現在、日本で無線LANを利用している世帯は約4割にのぼっています。最近は、無線LANの普及促進を行う業界団体「Wi-Fi Alliance」から認証を受けた機器が増えたことから、無線LAN全般をWi-Fiと呼ぶことが多くなり、街なかで利用可能の表示を見る機会が増えました。しかし、無防備なWi-Fi利用には情報漏えいなどの危険が潜んでいることも忘れてはなりません。便利で快適なWi-Fiだけに、安全に利用するためのポイントをしっかり守ることが重要です。

1 街なかの至る所に存在する危険なWi-Fiスポット
Wi-Fiはもともと安全性よりも、利便性のほうが重視されて誕生したため、セキュリティ対策が講じられていないワイヤレスネットワークが、駅や飲食店をはじめ街の至る所に存在します。

自宅や会社など、利用者が限られているWi-Fiに対し、不特定多数が利用できるフリーWi-Fiには特に注意が必要です。もし、セキュリティのぜい弱なフリーWi-Fiを利用して仕事の大事な情報や個人情報を含むメールを送った場合、悪意を持って攻撃ツールを使用されれば、簡単にその情報が盗み見されてしまう危険性があります。

当然、そうした安全性の低いフリーWi-Fiを使ってのインターネットバンキングなどは、決して行うべきではありません。また、自宅のWi-Fiでも安全対策が弱かったり推測されやすいパスワードにしていたりすると、他人に無断で使われ、犯罪の「踏み台」にされて悪質な書き込みなどが行われ、自分が犯人として疑われる可能性すらあります。

2 Wi-Fi利用はしっかりとしたセキュリティ対策で!
Wi-Fiの安全性の目安はネットワークに表示される暗号化の種類で確認できます。安全対策のないWi-Fiを利用しないのは当然ですが、「WEP」と表示される暗号化も安全性が低下しており、現在は「WPA」か、さらに解読されにくい「WPA2」がより安全です。

ただし、どんな安全性の高い暗号化技術でも解読が不可能ということはありません。Wi-Fi利用の原則として、フリーのWi-Fiスポットでは、重要な個人情報を含むやり取りや、ID・パスワードを使ってログインするネット利用は行わないようにしましょう。自宅のWi-Fiでも、より安全性の高い暗号化を使用し、パスワードも推測されにくい複雑なものにしてください。

Wi-Fiは便利で快適な技術です。その良さを生かし悪用されないためにも、メールの送受信は携帯電話会社のモバイルブロードバンドを利用したり、フリーWi-Fiの利用はWEB閲覧程度にとどめるなど、日ごろから安全意識を習慣づけることが大切です。

●無料Wi-Fi、簡単と安全 割れる自治体対応
 2017/1/26 神戸新聞NEXT
 スマートフォンなどを外出先で自由にインターネットにつなげる公衆無線LAN(無料Wi-Fi)。外国人観光客らを呼び込むため、全国の自治体などが整備を進めるが、セキュリティー面から警察が“待った”をかけるケースが相次ぎ、神戸市も接続方法を厳格化。利用者にとって手続きが煩雑になり、利便性か安全性かで自治体の対応も分かれる。(鈴木雅之)

 神戸市の公衆無線LAN「KOBE FreeWi-Fi」。神戸ポートタワーや北野観光案内所などの観光施設のほか、神戸元町商店街などに約290台が設置されている。

 2014年の整備当初はアクセスポイントと呼ばれる区域に近づけば簡単な操作で接続できた。しかし、15年11月以降は会員制交流サイト(SNS)のアカウントやメールアドレスの登録が必要となった。
 理由は犯罪に悪用されないため。兵庫県警サイバー犯罪対策課によると、SNSアカウントの設定などがない場合、公衆無線LANがサイバー攻撃などの犯罪に使われても端末の特定ができない。登録を経ることで犯罪者の追跡ができるという。

 神戸市が参考にしたのは京都市の対応。観光客の利便性向上を目指し、14年に面倒な接続手続きを省略したが、京都府警が改善を要請。「悪用防止」を強く求める府警に同市が折れる形で、SNSアカウントなどの登録を接続の条件とした。

 兵庫県道路保全課も県警の要請を受け、県内の「道の駅」で使えるWi-Fiの仕様を運用開始前に急きょ変更。駅利用者らが自由に接続できるが、観光と道路情報に限定し、外部サイトにはつながらない。

 一方、世界文化遺産・国宝姫路城を抱える姫路市は「平成の大修理」後、城内に設けたWi-Fiにはメールアドレスの登録を求めるが、JR姫路駅内にある姫路市観光案内所のWi-Fiにはセキュリティーを設けていない。担当者は「一時的に立ち寄る人が多く、変更すれば使いにくくなり、費用もかかる」とする。

ホテルや旅館のほか、商業施設でもWi-Fiの整備が進む。県警は防犯カメラや宿泊者名簿などで一定の安全対策ができているとする一方、民間施設に対してもセキュリティーの強化などを要請する。

【サイバーセキュリティーが専門の神戸大大学院工学研究科の森井昌克教授の話】SNSアカウントやメールアドレスの登録だけでは完全なセキュリティーとは言えないが、犯罪者への抑止効果はある。利用者の使いやすさを保ちながら、犯罪利用を防ぐにはこうしたちょっとしたセキュリティーを設けることが重要だ。

●フリーWi-Fi接続時にすると危険な行動とは? 日本のユーザーの7割が実行
       INTERNET Watch 2017年7月14日   岩崎 宰守
 株式会社シマンテックは13日、日本を含む世界15カ国で、各国あたり約1000人のフリーWi-Fi利用経験者を対象に実施した意識調査「ノートンWi-Fiリスクレポート」の2017年版を発表した。

 レポートでは、「フリーWi-Fi」について、カフェ、空港、交通機関で不特定多数の人が使える無料の公衆無線LANと定義。スマートフォンの4G/3G回線とは異なり、シマンテックノートン事業統括本部マーケティング部部長の古谷尋氏は、「データ容量を気にせずに使える便利さの一方で、正規のアクセスポイントと同一のSSIDを設定した悪意のアクセスポイントや、第三者に通信内容を盗み見られる危険性がある」とした。
・・・(略)・・・

 フリーWi-Fiの安全性に疑問を持つ日本ユーザーでも、フリーWi-Fiへの接続時にオンラインバンキング(13%)やショッピング(12%)など、クレジットカード情報や個人情報が漏えいしかねない行動を取っているユーザーが一定数存在してており、シマンテックが「リスクがある」と考える行動をフリーWi-Fi接続時に行っているユーザーは、合わせて71%にも達している。

古谷氏は「リスクのあることをしていると認識してされておらず、また、危険と思っていても行動しているユーザーがいる現状が浮かび上がる」とした。
・・・(略)・・・
一方で、友人宅やカフェ、ホテルで無線LANを利用するためのパスワード提供を望むユーザーは57%に達する。さらに旅先でWi-Fiを確保できることが、宿泊先の選択に影響するとの回答も61%に上った。このほか新幹線などの「移動中」が44%、「飲食店」が45%、「航空会社」が42%となり、人々の選択にフリーWi-Fiの存在が「行動の選択基準の1つになり、影響を与えていることが分かる」とした。

 このほか、他人の無線LANアクセスポイントに許可なくアクセスしたことがあると回答したユーザーは、日本でも19%存在していた。これについては、「ロックがかかっていない一般のアクセスポイントに、許可が必要かどうか分からないままアクセスしてしまったという人も含まれると考えられる」とした。中でも、パスワードを予測またはハッキングしたことのあるユーザーも日本で5%、世界で8%いたことについて「相当技術に詳しいのか、悪いとの認識がないのか。ないと回答した人の中にも、必要性やチャンスがあれば実行するとの回答が6%あった」とした。

 これらのレポートの結果を踏まえ、古谷氏は「アプリだから安全で大丈夫との過信は禁物で、安全に使うアドバイスとしては、Wi-Fiの自動接続を使わず、手動でアクセスポイントを選んで接続することを推奨したい」と述べた。また、ブラウザーではHTTPSに対応しているかどうかを確認し、非対応のサイトでは個人情報などの入力を行わないことも推奨。また、「VPNを入れておけば、(安全性を)気にせずフリーWi-Fiが使える」とした。


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