時雨の岡 Reading

乙川優三郎の『時雨の岡』を読みました。

乙川優三郎は私の好きな作家のひとりで、今回の作品も私の期待通りでした。良かったです。
時代小説です、短編集です。作家本人が選んだ傑作集です。

市井に生きる人々の暮らしが書かれています。
順調でない、やり直しのきかない人生、いつからでもやりたいことが始められる人生であり、救いの無い話でないのが良かったです。

読んだあと余韻が残る話でした。

私の読後評価は4☆です。

I read a novel of " A shower in late autum at a hill " by Yuzaburo Otsukawa. There are 8 short stories about ordinary people in Edo era on it.
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