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読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel

2100年人口3分の1 Japanese Population in 2100

2011年12月24日 | 読書
鬼頭宏の『2100年、人口3分の1の日本』を読みました。
日本の人口問題が書かれた新書です。
200頁強の新書でした。

結論から言うと、どうするのだという考えや、新味がなく、私にとっては期待はずれ、大したことはありませんでした。

*日本の人口は、現在の1億3千万から、50年後には9千万に、100年後には4千万人になる。
*少子化と高齢化が同時に起こる
*グローバル化は止まらず、(需要供給の関係で)、賃金が上がらない
*地域格差は拡大する
*鎖国を行い、農業の自給化は可能だが、エネルギーの輸入の観点から、この考えは無理がある
*日本の社会変化が起こる
*世界は人口増加が進み、世界人口100億で、地球維持が難しくなる
などでした。

私には、書かれた内容は分かっていることでしたが、日本の状況を見ると・・・。

日本の人口問題をベースに、社会改革についての本を探したいものです。

私の読後評価は3☆です。

I read "The present Japanese population will decrease to one-thirds in 2100" of a social issue book by Hiroshi Kito