路 Road

吉田修一の『路』を読みました。
良かった、非常に良かった。
447ページの長編小説でした。

台湾で日本の新幹線が走るという話をセンターに、商社員の女性や、台湾で終戦を迎えた男性などの人々の話が展開します。

小説の途中から、非常に、面白くなります、話の展開が良く、読むスピードが上がって、夢中になって読みました。
女子大学生が、大学時代に台湾を旅行し、偶然出会った台湾人で、建築を学ぶ男子大学生との出会いが、この小説の展開を深めています。

この作家は、私の好きな作家で、人々の暖かさをいつも感じさせてくれます、今回は、日台のひとびとの絆が書かれていました。

感動長編小説です。
私の読後評価は、5☆とします。
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