春雷 Spring Thunder

葉室麟の『春雷』を読みました。
時代小説です、歴史上の人物の話ではなく、小説ぽい小説でした。
良かったです。

この作家の評判の良かった『蜩ノ記』『潮鳴り』に続く羽根藩シリーズの第三弾です。

怨嗟の声を一身に受け止め、改革を断行する新参者が主人公です。
鬼と謗られる孤高の男の想いとは・・・。
なぜ改革を進めようとするのか・・・。
開拓を進めようとするが・・・。
藩主は・・・。
家老たちの妨害は・・・。

エンデイングは、この作家のいつもの清清しさとは言えないかなあ。

私の読後評価は4☆です。
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