tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

入院生活2日目

2008-03-15 15:31:10 | 日記

1月14日(月)に骨折。その翌日、1月15日(火)に入院。そして手術は1月18日(金)。入院2日目のぼくに知らされた手術のスケジュールだった。手術まであと2日。
入院2日目の今日は、ベッドの上での一番の仕事が排便と排尿。
チューブ付きの尿瓶で今朝、大失敗をしてしまったことから、普通の形の尿瓶をもらって、おしっこはなんとか失敗しないではできるようになった。問題はウンチ。まわりの患者の様子を伺うと、手術の日の朝は、直腸を空にする必要があるとのことで、無理やり浣腸をしてでも排便させられるようだった。
どのみち浣腸されるのなら、出なければ出ないでいいや。なんて後ろ向きの思考をもする。
夕方に家人が来てくれて、手術を担当する医者から説明を受けた。受験する子供達を抱えた上で、おなじく入退院を繰り返している義理の父の面倒を見なければならない彼女に対して、忙しいにもかかわらず来てくれたことに対する感謝の気持ちで一杯になった。

翌日を、日中は本を読み過ごす。3交代のナースたちがどんどん替わっていくので、初対面のナースたちに面倒を見てもらっているのだが、みんな考えられないくらいにやさいい人たちだ。
ナース達は時間をおいて日に4回、体調を変化を伺いながら体温と血圧を測りに来てくれ、その時にいろいろ励ましの言葉をかけてくれる。退屈な入院生活の中で、彼や彼女たちの心からの笑顔に心がいっぺんに晴れていくの感じていた。
こんな楽しい会話を入院前はしばらくしていなかった。反省がこみあげてくる。もっと、人にやさしくならなくちゃと。

手術は下半身麻酔で行われる予定だが、手術前には直腸の中を空にしなければならない。というのも、たとえ下半身麻酔の予定であっても、麻酔の効き具合などから手術中に全身麻酔に切り替える事もあり、この時に肛門の筋肉が弛んでウンチをもらしてしまうことを防止するためらしい。明日の手術前の朝の快便を祈って、夕食後に下剤をもらって飲む。
年に1回、会社で定期的に行われる習慣病検査でバリウムを飲んだときにもらう下剤はいつも効いてくれていたから、今回も効いてくれることを祈るしかない。

夜にナースがやってきて左手に点滴開始。今晩から手術の時間まで飲まず食わずになるのだが、脱水症状にならないように電解質の水溶液を滴下させるようだ。
左手の点滴のチューブが体の上を這って、ベッドの右側に置かれた点滴スタンドに繋がれる。これはスペースの関係でこうならざるを得ない。だが、寝相の悪いぼくは、左手にささっている点滴の針をはずしてしまいそうで怖い。ナースはその辺を充分に理解しているらしく、点滴の針が抜けないようにテープで厳重に止めてくれた。

コメント
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