ごきげんようでござる!
今宵は拙者のお気に入りのトランスフォーマーで、レスキューヘリコプターに変型するチョッパー(GO-11、チョッパー、2500円)でござる!
本品は2003年に販売された「キッズトランスフォーマー レスキューヒーロー・ゴーボッツ」商品で、海外では2002年にトンカ社より「1-2-3 TRANSFORMERS」商品のチャーリーチョッパーとして販売されており、電子音ギミックの変更と尾翼のマーキングをサイバトロン風のエンブレムに変更した商品でござる。
なお、本品に付属する絵本は変形説明書を兼ねており、パッケージの中箱は紙製ジオラマに成っているでござる。
チョッパーは音声ギミック(LR44ボタン電池3個使用)を内蔵した、おしゃべりゴーボッツで、所属は町のゴーボッツで平和を守るレスキュー隊の一員でござる。
本品はコクピット部分がスイッチに成っており・・・
バラバラバラーーーー (ローター音)
「ロボットに変形!」
等の電子音が再生されるでござる。
なお、プロペラは手動で回転し、機体裏にはクリップバッチとしても使用できる盾を取り付ける事ができるでござる。
また、機首部分にはフックが収納されており、付属の浮き輪を引っ掛ける事が可能でござる。
浮き輪は完全なアクセサリーパーツでござるから、ヴィークルモードやロボットモードに直接取り付けたり収納できないでござる。
1・2・3の面白変形!
変形方法は、一発変形の様に機首部を折り曲げて、両足を開き、取り外した盾を右手に取り付ければ完成でござる!
まさに簡易変形の1・2・3の面白変形でござるが、機首部分の折り畳みが硬い為に壊しそうな気分になるでござるよ。 (笑)
ロボットモードはヘリコプターから変型するためスマートな体型ながらレスキュー隊員らしく力強いデザインでござる。
なお、ロボットモードの瞳の描かれた顔には賛否両論があるでござるが、低年齢層向け玩具としてはコミカルで嫌味のないデザインでござる。
「みんな事件だ!」
「ゴー!ゴー!ゴーボッツ!」
「みんな行くぜ!」
「ヤッホー!」
などのセリフがロボットモードとヘリコプターモードで、それぞれ異なったパターンで聞けるでござる。
付属の盾パーツはクリップ式バッチとして実用できる設計は低年齢層向け玩具ならではのギミックでござるが、浮き輪はアクセサリーパーツとしてしか使い道がないのが残念でござるな・・・
しかし、拙者的本品の最大の特徴は右手の親指が立てられる!事でござる。
そう、右手の親指のみ可動するという珍しい商品なのでござるよな。
なお、賛否両論に分かれるロボットの眼に瞳が有る事でござるが・・・
リアル系ロボなら要らないがロボコンの様な作品では愛嬌が有って好いと思うでござる。
しかし・・・ トランスーフォーマーじゃね~? 「電脳冒険記ウェブダイバー」も瞳を持ったロボットでござるが、アニメ画像的には失敗だと思うでござる・・・
そうCGだから魂が入っていない、だから瞳を入れて魂を入れた・・・って言うよりも作画の演出的失敗と世界観が失敗・・・ 大いなる実験作品でござる。
まあ、拙者的にはシャークオン(W-02、シャークオン、2200円)が好きだったでござる。
なお、ゴーボッツは「トランスフォーマー・G2」等の主流とは直接関係ないでござるが、トランスフォーマーの世界観ではサイバトロンに属さない民間組織だと思われるでござる。
そう、 あの丸っこいサイバトロンはサイバトロン所属ではなく民間救助隊ゴーボッツがサイバトロンに憧れて似たマークを使用していると思われるでござる。
実社会の警備会社も警察に似せている理由と同じようなものでござるかな?
他にも地球人等からデストロンと間違えられない為の識別でサイバトロンに似せている可能性もあるでござる。 ・・・まあ、彼らの世界にはデストロンは登場しないでござるが。 (笑)
故に、人々に不安を与えないために瞳や愛嬌のある顔を採用したトランスフォーマーだと思うでござる。
そう、ビーストウォーズリターンのブラックウィドー(BR-04、ブラックウィドー、1999円)やラットル(BR-03、ラットル、2999円)に助けに来られても怖いだけでござろう?
なお、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」の地球移民であるライブコンボイ(GC-18、ライブコンボイ、3000円)も同じく民間人であり、サイバトロンに協力して編入されたトランスフォーマーであるが彼らには瞳が無い。
まあ、そこは作品が違う訳で民間組織も色々あると考えるでござる。