トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

レイナ 最強妹伝説

2006-07-05 20:07:09 | マシンロボ

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トランスフォーマーの最大のライバルはマシンロボでござる。

キャラクター玩具帝國バンダイにおけるアニメに頼らない変形ロボット玩具だったでござるが・・・

米国より上陸した「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」に感化され、日本人スタッフによる。日本人の為の日本向けTVアニメ、「マシンロボ・クロノスの大逆襲」をスタートするでござる。

さて、番組タイトルでござるが、初めてのアニメ化に対して行き成り、逆襲の文字を戴くでござるが、コレは、トランスフォーマーに対する巻き返しを意味するものでござる。

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で、アニメの本編でござるが、はっきり言ってダメでござる!

これってマシンロボのアニメなのに肝心のマシンロボ達がゲストや通行人でござる。 アニメ用の主人公ロム・ストールが様々な土地でギャンドラー(これもアニメオリジナルで商品化が殆ど無いでござる。)と戦うロードムービーでござるが、トランスフォーマーとくらべてしまうと、余りに辛いでござる。 これはトランスフォーマーと比べると失敗作でござる。

否!たしかにマシンロボのプロモーションアニメとして観ると失敗作でござるが、TVアニメーションとして観た場合は、面白いでござる。 流石に日本人向けに造られただけあり、非常に印象に残る主題歌・・・思わず口ずさむフレーズには、トランスフォーマーを越えたとしか言えないでござる。

更に、日本人に馴染の善悪のハッキリした単純なストーリーにロム・ストール(MRC、バイカンフー。6000円)の名セリフの数々・・・

「・・・人それを〇〇と呼ぶ。」・・・

「貴様らに名乗る名は無い!」

このての見得を切るセリフは日本人にしか演出できない臭いセリフでござる。

だが、マシンロボ最大の功罪は最強の妹キャラ! レイナ・ストールでござる!

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当時は男児向け玩具で女の子キャラ商品は売れないという風潮があり、レイナの商品化すら無かったでござるが、(ブルージェットのプラモデルにオマケとして付属)レイナ・ストールを主人公のOVAは造られたり、ガレージキットは販売される等、TVアニメの枠を飛び越えて「最強の妹キャラ」の座を欲しいままにしたでござる。

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はっきり言ってしまえばレイナって特徴も無く普通でござる。

書き手により、様々なレイナがアニメに登場していたでござる(笑)。

アホ毛も無ければ、ポイントと成るべき記号が無いでござる。 それどころか、露出度も無く全身タイツキャラでござる。

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アニメ本編ではレイナ以外にも多くの女性キャラが登場し、牛娘のキナなどの様に露出度(?)の高いキャラなども登場するも、その単純にしてシンプルなコスチュームは大変印象深く、水谷優子嬢の可愛らしい声も非常に頭に残るキャラに成ったでござる。

Photo_12 ちゅー事で今宵は、2006年にメガハウスから販売された1/8スケール完成品フィギュア、レイナ・ストール(エクセレントモデルCORE マシンロノクロノスの大逆襲 レイナ・ストール、5040円)の紹介でござる!

本品はガレージキットしかない放送当時のレイナ最人気時代に販売されなかったのが悔やまれるでござるが、当時のフィギュア事情を考えると仕方が無い事でござろうな。

これも、ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズに登場したお陰でマシンロボ熱が再燃した結果でござる!

いやはや、メガハウスにはただただ頭が下がる想いでござるよ。 (笑)

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本品はヘルメットが脱げたり、剣狼(ロム・ストールの剣)が付属したり、台座が狼のマークだったりと、レイナ好きならコレを待っていた商品でござる。

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しかしまあ、これでフルアクションフィギュアなら言うことないでござるが。 (笑)

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本品でござるが、ヘルメット装着時の髪の毛とヘルメット未装着時の髪型は交換式の別パーツでござる。

なお、ヘルメット以外の脱着は出来ないが、胸アーマーとパンツが別パーツで出来ているでござるよ。

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一応アーマー内部も作られている様なので、腕に自信のある勇者は全身タイツ姿に改造することもできるでござるよ。

拙者は、コレ1体しか保有していないので、現状維持でござる。 (笑)

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ほんと、レイナって別の服を着れば誰だか判らなくなるほど、特徴の無いキャラクターでござる。 それが、現実ぽく普通(?)で身近な妹なのでござろうな。

故にレイナが愛される理由はレイナを造ったスタッフが、良い仕事をしたとしか言いようが無い事実でござるよ。 (笑)

当時、「マシンロボ」のアニメを製作した葦プロダクションが「ビーストウオーズ・ネオ」のアニメを製作するとは思ってもいなかったが、それ以上に未だにレイナに対抗できるトランスフォーマーヒロインが登場しないのが悲しいでござる。

スーパーリンクのミーシャなどもキッカー(SC-14、キッカー、980円)と同じくミクロアクションで販売されていれば事情が変わっていたかもしれないのに残念でござる。

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全体的に見てマシンロボはトランスフォーマーに負けたが、アニメは頑張った! 

そして、レイナがトランスフォーマー全ヒロインを駆逐した。

レイナがトランスフォーマーに勝った!

良い子の友達、レイナ・ストール万歳!

さあ! 「トランスフォーマー キスぷれ」のヒロイン達の活躍は如何に?

なお↑の対比写真用に付き合ってくれたのは、ポーズが似てる某ガンダムSEED・Dのヒロイン、ルナマリア・ホークのバンプレスト製フィギュア(アミューズメント用景品)でござる。