普通の変型ロボットとトランスフォーマーの違いは、一言でいってしまえば、トランスフォーマーとは超ロボット生命体であるということでござる。
すなわちトランスフォーマーとはセイバートロン星人(セイバートロニアンという方がカッコイイでござるか?)でざる。
環境に対応した変型ボディにスパーク(トランスフォーマーの魂)が宿ったロボットがトランスフォーマーでござる。
だから、セイバートロン製のロボットでもスパークが無ければ自立型のロボットでござるから、トランスフォーマーとは呼べないでござるな。
今回紹介するサイバーホーク(MC-05、サイバーホーク、1980円)も自立型のロボットに分類される商品でござる。
TVアニメではラチェットが子供達の為に通信機兼偵察メカとして造ったとされ、印象深い使用エピソードも多く存在するでござる。 なお、アニメでは一度破壊され、2号機(?)が登場するでござる。 変型する通信機と言う事で唯一日本で商品化された商品でござる。
その他のアニメシリーズにも通信機アイテムは存在するが、国内販売は無いでござるな。
商品はビデオカメラモードとガンモード(スタンガン)に変型するでござる。
実用性のストラップは標準装備でモニター部分にはコンボイのイラストが表示されているのが良い味を出しているでござる。
拙者の手には小さい物の子供が持つに際しては問題ないでござる。
そう、この商品は実物大商品でござる。
本体ギミックとしては、通信機アイテムの定番、電子音ギミック内蔵でござる。
ロボット、ビデオカメラモードで鷹の声、射撃音、シャッター音、解析音(?)の4種が背面の2つのスイッチで起動するでござる。
ガンモードではグリップのボタンで射撃音(連射)が起動するでご ざる。 いや~通信機アイテムは電子音ギミックがないと意味が無いでござるな。
翼はダイヤル操作で展開し首も背面のスイッチで展開するギミックは賞賛でござるよ。
実はコノ商品、カラーリングがグラップ(MC-04、グラップ、1980円)と同じなのが気になるでござる。
何か意味が有るでござるか。
まあ、それとは関係ないでござるが、米国は銃社会の為に銃型の玩具には規制があり、子供が間違って使用しない為(大人が本物と間違わない為)銃口がオレンジ色や赤色になっているでござる。
ただ、いえるのは他の銃型玩具に漏れず、弾丸発射ギミックは無く、電子音でござる。
今考えれば初代メガトロン様が弾丸発射ギミックを削除されたとは言え米国で販売されたのは奇跡でござる。
マスターピースでメガトロン様が販売されないのは、プロポーションの問題もあるが、銃器問題の方が大きいのかもしれないでござるな?
ただ、サイバーホークの海外名がレイザービークと言うでござるが、コノ名前、コンドル(20、コンドル、780円)の海外名と同じでござるよ。
海外では自立型ロボットではなくトランスフォーマーに分類されるでござるか?
まあ、どちらにしろ通信機アイテム(なりきり玩具)が通常トランスフォーマーと同じナンバーで販売された事が珍しいでござる。
変身ヒーロー系以外の、なりきり玩具は売れ行きがイマイチと言われるが、本商品も初回出荷だけだったらしいでござる?