故意か偶然か必然か神の悪戯か・・・ 世の中、意図せずとも似てしまう事柄も少なくないでござる。
しかし、世の中の大部分は、故意に似せる悪意と参考に似せる精進で形成されているでござる。
似せると言うことは、それに近づけるための努力と技量が試される訳でござるが、ただ、似せるだけならオリジナリティも無くニセモノでござる。
オリジナルを見て感化され、それを超える作品を自分の解釈で造ったり、想像するのは良いが、そのままパクり自分の作品にするのは戴けないでござるよ、某日本人画家殿。
ちゅー事で、今宵紹介する2003年展開の「キッズトランスフォーマー レスキューヒーロー・ゴーボッツ」よりオレンジ色の恐竜に変形するグレッグ(GO-04、グレッグ、980円)でござるが・・・
決して、デ〇モンじゃないでござる!
見た目は某デ〇モン風でござるが、オレンジ色の恐竜でござる。
なお本品のビーストモードは、きょうりゅうとしか記されていないでござるが2002年に販売された海外版(海外名、ラプクロー)ではラプターだったそうでござる?
ふ~む・・・ 一応はビーストウォーズ版ダイノボット(C-4、ダイノボット、1500円)を意識した縞々恐竜なのでござるがディフォルメされた体型とアレンジのおかげで別の恐竜系モンスターの様に見えるでござるな。 (笑)
では、進化・・・ 否!変型でござる。
尻尾を引っ張って1・2・3のおもしろ変形!
一発変型ギミックでござる。
レトロチックなロボットモードに変型でござる。
如何にもバカそうで力自慢なデザインが良い味を出しているでござるな。
しかも、3本爪の両腕デザインながら、右手が握った状態で造形されており、可動箇所が少ないでござるが、その分強度が有るので壊れにくくガシガシ遊べるところがニクイでござるよな。
グレッグの性格設定は、素直でいい奴だが、騙されやすいのが欠点だそうでござる。
さすが対象年齢3歳以上の商品らしく簡潔な設定でござる。
しかし! 幼児向け玩具と馬鹿にするなかれ、少ない可動箇所でも、ある程度のポーズは決まるでござる。
レトロデザインが温かみを持ち、親しみやすいデザインと言えるでござるよ。
しかも、足の裏の肉ヌキ穴が、ソレッぽくデザインされたりと以外に細かいでござる。 このシリーズ幼児向け玩具に留めて置くだけでは勿体無いでござる。
開発者が某デ〇モンを意識してデザインしたのか不明でござるが、アチラも ポケモンと同じく米国でも紹介されているので認知度は有るハズでござる。 幼児向け玩具なので、子供受けしそうなデザインに候補が上がったでござるな。 なら何故に黄色の電気ネズミ風の商品が無いのか・・・
否!日本には紹介さていないだけで存在するかもしれないでござる? (笑)
元々某デ〇モンもポケモンのパクリでござるし、ポケモンも可也のネタをパクッているでござる。 パクリがパクリの連鎖を生むでござる。 まあ、しかし、商品自体に独自の解釈が施され表現した物なら、別物として受け入れるでござるよ。
ちなみに拙者、ポケモン派なので、デ〇モン商品は所有していないでござる。