ごきげんようでござる~♪
さて、今宵は何故か映画本編ではデバスターと公称されていたブロウルの紹介でござる。
商品は、ディセプィコン ブロウル (MD-03、ディセプティコン ブロウル、2310円)として、販売されたでござるが、コレは商標登録上ブロウルの名前が使えなかった為の措置でござるが、映画公開直前になり、デバスターと改名させられた様でござる?
して、今回はベーシック版ブロウル(BASIC、ディセプティコン ブロウル、2625円)の方を紹介でござるが、コチラも初期のカタログ上にはブロウルとして記載されていたでござるが、販売された商品はディセプティコン ブロウルと日本語表記にて販売されたでござる。
因みに海外名は、ダブルミサイル・ディセプティコン ブロウルでござる!
本来なら映画と同じデバスターの名前で販売すべきが、映画公開直前に改名を余儀なくされたゆえ、商品販売開始に間に合わず、昔の名前のままで販売されたでござろうな・・・
しかし、たとえ映画本編ではデバスターと呼ばれようと、商品名はディセプティコン ブロウルなので、拙者はブロウルと呼ぶでござる!
さて、本商品はMD-03版の簡易変形モデルでござるが、大きさはベーシック版の方が大きいでござる! まあ、販売価格がベーシック版の方が高いので当然と言えば当然でござる・・・
↑の写真は左側がベーシック版で、右側がMD-03版でござる。
成型色の色合い、迷彩塗装の形、砲身の先(マズルブレーキ)の形状が異なるのが解るでござる。
ミサイル発射ギミックは、MD-03版は砲身より一発を発射する戦車らしい仕様でござるが、ベーシック版は2発! 砲身ではなく、砲塔上の2基の4連装ミサイルランチャー(?)の中央部より、グレーのエフェクトタイプのミサイルを発射可能でござる。
しかも、発射方法は通常ならミサイルをセットし、スイツチを押し発射するか、スプリングを使用しないタイプは後ろから押し出し式で発射するでござる。 当商品もハズブロ規格による長いミサイルでござるが、ミサイルランチャー内にはスプリングが仕込まれているでござるが、ストッパー(スイッチ)が無い? プッシュ(押し出し式)併合型?
否! セットしたミサイルはミサイルの後方を掴み、引っ張って離す事により発射する、スプリングの収縮を利用した完全手動式発射システムでござる!
しかも、砲塔、砲身は可動しないでござる。
今時のチープTOYでもお目に係れないギミックでござる。
う~む・・・ 子供騙し此処に極まれり!
変形方法はMD-08版と全く異なるのに同じ様なデザインに成るのが面白いでござる。
なお、オートモフ機能は砲塔(両腕)を割り、開く事により、上半身が起き上がり、キャタピラと頭部が起き上がる大胆なギミックでござる。
しかし、この一連の変形ギミックは作動状態が完璧ではなく、たまに上手く変形出来ない場合が多々あるでござるよ。
ロボットモードの対比は一目両全で、戦車砲の取り付け位置が左右逆であるのが興味深いでござる。 成型色も異なるので、ドチラかがデバスターと呼ばれる別個体でも拙者的にはOKでござるが、あくまで玩具はブロウルでござる。
このベーシック版は対象年齢5~8歳向け商品らしく簡易変形の弊害で、後ろから見たデザインが異なり、細かい部品や先の尖った部品(マズルブレーキ?)は極力少なくなっており、安全対策の為に背部機関銃砲等は着脱式で両腕は外れやすくなっているでござるよ。 腕が横に可動しない点も残念でござる。
しかし頭部造形はMD-03版よりも映画に近い造形だと思うでござるし、両腕は鍵爪状の3本指の間が埋められ、5本指の拳に見え力強く感じられる商品でござるよ!
まあ、後発商品な訳で映画に似せて有るのは当然でござるな。
映画での大きさ対比を再現する為、EZコレクション版バリケード(6、バリケード、500円)を用意したでござるが、左写真のベーシック版よりも、右側写真のMD-03版の方が合う様でござる。
しかし・・・ 今回はブロウルで良いでござるが、今後販売される(?)商品がデバスターに変更するつもりでござろうか?
もし、次回作にリファインされた合体兵士デバスターが登場したら名前は如何する気でござるかな? ・・・やはり、ビルドロンに改名されるでござるかな?