ごきげんようでござる!
今宵は1986年に販売されたデストロン宇宙兵、ブレストオフ(D-65、ブレストオフ、880円)の紹介でござる。
軍用スペースシャトルに変形する宇宙兵という設定だけなら違和感が無いでござるが、彼の場合はコンバットロン部隊の一員である事が違和感がある原因でござる。
軍用車両が中心のコンバットロン部隊に置いて異色の存在でござるな。
尤も、トランスフォーマーの部隊編成に置いては、4人ないし5人のチームでは1体毛色の異なる戦士が編成されているでござるよ?
部隊の対応幅を広げる為か、シルエットの差別化なのかは謎でござる?
さて!TVアニメでは大型爆撃機(輸送機)より再生されていた様でござるが、何故にスペースシャトル?
まあ、元々のブレストオフが宇宙兵だという事もあり宇宙航行用航空機でござるからスペースシャトルでもOKでござるか・・・
に、しても軍用色(オリーブドラブ)のスペースシャトルは違和感があるでござる。 同じくスペースシャトルに変形するアストロトレイン(48、アストロトレイン、1980円)との差別化でござるかな? まあ、当時はスペースシャトルと言えば白が当たり前田のクラッカーでござるよ。 うん!
更なる違和感は、付属の武器(音波砲)を取り付け、攻撃用シャトル(アタックモード)となるでござるが、↑の写真は説明書のまま再現すると、噴射口を塞いだ常態になるでござるよ! (オイオイ)
幸い商品は翼下に音波砲を取り付ける事も可能なので、拙者は専らコチラ(↑写真)でござる。 ただ・・・ この状態だと転がし走行が出来なくなるでござるが(笑)。
ロボットモードはスクランブル合体システムの関係上、非常にプロポーションが悪いでござる・・・ 同じ様なサイズで合体するビルドロン部隊(37、デバスター、580円)は1984年に販売されたにも関わらず手首等も造形され完成度が高いだけに残念でござる。
しかも、TVアニメとはロボットモードのデザインが全然違うでござるよ(笑)!
「写真(パッケージイラスト)は商品と多少異なる場合があります」と記載されているのが悲しいでござるな・・・ こういうのも違法商品表示に成らないでござるかな?
まあ残念ながら、ロボットモードのデザインは悪くないのでござるが・・・商品の完成度が低い・・・ せめてパッケージ通りなら・・・
実再・・・ ライバル商品であるバンダイ製マシンロボの1983年に販売されたシャトルロボ(MR-14、シャトルロボ、600円)や1985年に販売されたビッグシャトルロボ(BMR-05、ビッグシャトルロボ、1650円)のロボットモードのプロポーションにも劣っている事実でござる・・・
手足に合体するスクランブル兵士には、完成度より強固差を優先させたでござるかな・・・?
実際彼らコンバットロンが再々、名を変え、色を変え、箱を変えて販売されている事を考えると人気と金型の強固差は関係ある事であると実感でいるでござる。 御蔭で白じゃないスペースシャトルも有りだと思う様になったでござるよ! (慣れは怖い)