「さあ!ビーストウォーズのはじまりザマスよ!」
「いくでぶ~ん!」
「オラ!オラ!」
「うるさぃっシャー!」
ちゅー事で、ビーストウォーズよりデストロン・諜報工作員ブラックウィドー(D-8、ブラックウィドー、1500円)を紹介するでござるが、ブラックウィドーは色々とバリエーションが多い商品ゆえに、今宵は2007年に販売された最新のテレもちゃ版(TM-06、ブラックウィドー、2625円)の紹介でござる!
本商品は。テレもちゃの第一弾として販売された6点のうちの1体で、商品は、1997年に販売された、ブラックウィドーの塗装強化品と、DVDのセット商品でござる。
しかし、折角ブラックウィドーとのカップリングでござるから、彼女が初登場する、第8話「クモ女のキック」を集録すれば良いものの・・・
集録されているのが、第10話「殺人ウィルス」なのでござる?
この第10話は、彼女の出番が少ないストーリーなのでござるよ。 何故?
因みに第8話は、テレもちゃオリジナルキャラクターである、ボルファング(TM-10、ボルファング、2625円)に集録。 ・・・解らん・・・ タカラトミーの販売戦略には、キャラクターの魅力をアピールするつもりは無いのでござるかな?
それとも、ワザと?
しかし、商品の完成度(?)はコレまでに販売された、ブラックウィドー以上に劇中に登場するイメージなのでござる。
が、商品は、タランス(D-4、タランス、1500円)と同型である故に、劇中とデザインが違う事も事実でござる。
そう・・・タランスはタランチュラであり、ブラックウィドーは、ジョロウグモ(クロゴケグモ、説もあり?)でござる。 クモとしては別種でござるな。
武器であるアンカーショットも劇中では異なるでござるが、コレも同じでござる。
しかし! ロボットモードは、カラーリングマジック!
と呼ぶべき完成度で、タランスと同じ体型ながら、しっかりとブラックウィドーに見えるでござる!
流石に劇中と同じカラーリングは強いでござるな。
これまで、何故か劇中と異なる(女性をイメージした?)カラーリングしか販売されなかったのか不思議でござるな?
頭部は、ビーストマスク(タランス・ヘッド)にする事も可能でござるが、ブラックウィドーの方がメインなので塗装が控えられているでござる。 まあ、使わないので・・・変装用とかの意図ととるべきでござるかな?
胴体が太いのは、仕方が無いでござるが、ここまで劇中に近づいた事は称賛できるでござるな。
手持ち武器である、アンカーショットは背中(クモの胴体)に収納されており、ミサイル(説明書では「オノ」と記載)をスプリングで射出するでござるが、先端に糸が結ばれており、胴体と繋がっているでござる。
問題は「繋がった糸」を巻き取るギミックは無いので、ビーストモードを含めて、ちと情けないでござる。
まあ、糸はミサイルに巻きつけて収納することも可能でござるが、見栄えは悪いでござる。
しかし・・・考えて見れば、ブラックウィドーは数少ない女性キャラとして、随分と優遇されているでござる。
カラーバリエーションは豊富だし、サイバトロンにも転職するしと・・・同じ女性だったはずの、エアラザー(C-10、エアラザー、750円)よりも活躍しているでござる。
男だらけの世界に、性格の悪い女がが一人だけでも存在すると優遇されるものなのでござるな? うむ・・・トランスフォーマーで男性向け(?)恋愛シュミレーションゲームは作れないでござる。
やはり、女性型ロボットは女性体型のプロポーションに限るでござるな。
これで顔の造形も美人だったら言う事がないのでござるが。 (笑)