トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

銀河の破壊王

2010-02-21 01:45:52 | チープTOY

Photo_48

ごきげんようでござる!

1964年に公開された映画「馬鹿が戦車でやってくる」を御存知でござろうか?

馬鹿が戦車でやってくる [DVD] 馬鹿が戦車でやってくる [DVD]
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2009-12-23

最近DVDで復活した難とも味わいのある映画でござるが・・・

昨今ではイロイロと問題が有り、TV放映はできないでござろうな。 (笑)

ちゅー事で今宵はイロイロな意味でアウトなチープTOY

銀河の破壊王 デスタンク (変型ビークルロボ、全2種、オープン価格)の紹介でござる!

Photo_49Photo_50 

本品は2009年末ごろに㈱辰巳屋より販売された食玩扱いの商品で、メーカー不明の中国製玩具に板ガムを付属させた事で一般スーパーなどの菓子売り場で販売されていたりもするでござる。

Photo_51Photo_52 

Photo_53Photo_54 

本品は「変型ビークルロボ」と名乗っているでござるが、問題は玩具そのもので、過去に販売された商品の使いまわしならば問題ないのでござるが・・・

何処かで見たようなデザインが問題なのでござるよな?

Photo

そう! 本品は2008年に販売された劇場版「TRANSFORMERS」として販売されたレジェンズクラス(EZコレクション)版のブロウル(レスキューラチェットVSディセプティコンブロウル、日本未販売)の拡大コピー品なのでござるよな。

Photo_2Photo_3

オマケにプラスチックの素材も悪く、バリやゲートの切り離し後も目立ち、迷彩塗装が施されているでござるが、それよりもキャタピラを塗装したほうが見栄えが好くなるなどなどイマイチな完成度なのでござるよ。

Photo_4

いくらレジェンズクラス版ブロウルの拡大コピー品だとはいえ、レジェンズクラスの商品を拡大してしまえば完成度も大味に成り、小型商品だから許された肉ヌキ穴などの簡易構造も、ただ見栄えが悪いだけの造形になってしまっているのでござるよな・・・

ちゅーか、コピー品であることからしてアウトな商品なのでござるよ。

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8

まあ流石に大きさや、塗装、戦車砲の取り付け方や商品名を変えているので偽物と呼べないでござるが・・・ 完全なパチモンでござる。

Photo_9Photo_10

人気商品を参考に便乗販売するのは許せるでござるが、メーカーとしてはせめて、参考にしてもコピーデはなく独自の商品を開発するのが誇りだと思うのござるが・・・ コピー品を大きさと名前を変えて販売するのは恥ずかしくないのでござろうか?

折角の「銀河の破壊王」を名乗るデスタンクのネーミングは拙者的にツボでござるが、商品はだめでござる。

もっと、成型色を変更するとか塗装で誤魔化すとか工夫できたはずでござるが・・・

Photo_11

まあ、㈱辰巳屋の場合は玩具開発メーカーではなく、海外(?)で買い付けた商品を国内仕様で販売するメーカーのようなので、本品の出所はコピーだと知らなかったで済まされるかもしれないでござるが・・・

わざわざ、敵対ロボの「正義の戦士」パワーロード(変型ビークルロボ、全2種、オープン価格)が、コレまた日本未販売のレジェンドクラス版アイアンハイド(アイアンハイドVSデザートブラックアウト、日本未販売)の拡大コピー品をチョイスするあたり、狙っているというかスキマ産業な確信犯でござるよな?


ランドミリタリーマイクロンチーム

2010-02-20 04:52:58 | トランスフォーマー・マイクロン伝説

Photo

ごきげんようでござる!

さあ前回に続き、2003年展開の「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」商品として販売された、アイアンハイドランドミリタリーマイクロン(MS-03、アイアンハイド&ランドミリタリーマイクロン、2900円)のプレーセットより、戦闘車両に変形するマイクロン陸上攻撃部隊、ランドミリタリーマイクロンチーム(MM-03、ランドミリタリーマイクロン、980円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

マイクロン伝説商品は従来のサイバトロン(MCナンバー)・デストロン(MDナンバー)に加えて第三勢力のマイクロン(MMナンバー)とドチラにも属さない(MXナンバー)商品で構成されており、マイクロンサイバトロンorデストロン商品を絡めたプレーセット(MSナンバー)やUSAエディション(海外版、ARMADA商品)も販売されたでござる。

本品は単品販売も行われていたでござるが、商品ギミック(?)と関連したデストロンの破壊兵、アイアンハイド(MD-03、アイアンハイド、1980円)とのセット販売もされており、商品自体の仕様は同じでござるが、付属のキャラクターカードはミラーコーティグ仕様に変更されているでござる。

Photo_6Photo_5

拙者はブリスターパックが嫌いなので、セット版を購入した訳でござるが、ミラーコーティングのカードは見難いので失敗したかな~と後悔しているでござる。 (笑)

Photo_7

さてさて、ランドミリタリーマイクロンチームは強力なミサイルで武装した攻撃型マイクロンによる陸上攻撃部隊で、合体(エボリューション)により得られる破壊力の為にサイバトロンデストロンの両陣営より重宝される存在でござるが、日米では名前どころか扱いまで異なり、TVアニメ中心の日本版では目だった活躍は無いでござる。

まあ、商品は3体ともミサイル発射ギミックを搭載した商品でござるから、玩具での攻撃力アップは十分に表現できているでござるな!

Photo_8

では、ランドミリタリーマイクロンチームの一人目はミサイルトレーラーに変型するボムでござる!

Photo_9Photo_10 

Photo_11Photo_12 

商品は左右非対称装備のミサイルランチャーがが可動し、押し出し式でミサイルを発射するでござる。

Photo_13Photo_14 

Photo_15Photo_16

ミサイルは米国の安全基準に合わせている為に先端は丸くヴィークルモードの全長以上に長いでござるが、玩具ぽくも大きさゆえに雰囲気は良いでござる。

Photo

ロボットモードの変型は車体中央を反転させる独自な変型方法で左右非対称のデザインは数多いマイクロンの中でも目立つ存在でござる。

Photo_2Photo_3

Photo_4Photo_5

故に日本版ではチームリーダーの如く中央に配置されているのでござるが、そもそも日本版設定ではチームリーダーが記載されておらず、TVアニメでもそれらしい描写はないのボム自身の性格とかも謎なのでござるよな?

しかも、初期登場話数(10話)はチーム外のマイクロンとも行動していたので余計に目立っていたでござる。 (笑)

Photo_6Photo_9

Photo_7Photo_8

なお、米国コミック版の名前はボーンクラッシャーで、口数が少ない軍人タイプの性格ようでござるが、ランドミリタリーマイクロンチーム(海外名、ランドミリタリーミニコンチーム)のチームリダーではないでござる。

まあ、日本の場合はビジュアル的にチームリーダーを変更する場合が多々あるのでござるよな。 (笑)

Photo_10

二人目はミサイル装甲車に変型するショットでござる!

Photo_11Photo_12 

Photo_13Photo_14 

商品はアンバランスな大型ミサイルボットを搭載した装甲車で、ミサイル発射方式はスプリング式射出ギミックを搭載しているでござる。

Photo_15Photo_16 

なお、ミサイルの長さは3体とも同じ様な長さでござるが、形状が異なる為にショットのミサイルは専用でござる。

Photo_17

ロボットモードの変型には目新しさがないでござるが、やはりミサイルボットの大きさが気になるデザインでござる。

まあ、ミサイルは取り付けない方がバランスは良いようで、TVアニメの作画やコミック版ではミサイルが描かれていない事も多いでござる。

Photo_18Photo_19 

Photo_20Photo_21 

そう! TVアニメ本編では登場はしたものの、印象に残るようなエピソードもないので性格も分からないのでござるよな?

Photo_22Photo_23 

Photo_24Photo_25 

しかし! 米国コミック版では、ノックアウトの名前で呼ばれており、口数が多く常に人の前に出て喋るタイプの性格のようで、コミック版では一番セリフが多かったような感じがするでござる?

Photo_26

さあ最後が、ミサイル戦車に変型するクラックでござる!

Photo_27Photo_28 

Photo_29Photo_30 

商品は押し出し式ミサイルを2基搭載した商品で、玩具的でござるが雰囲気は良いデザインでござる。

Photo_31Photo_32 

Photo_33Photo_34 

なお、ボムのミサイルと発射方式は同じなので互換性はあるでござるが、ミサイルのデザインが異なるので取り替えるとバランスが悪くなるでござる。 (笑)

Photo_35

ロボットモードの変型は3体で一番単純でござるが、無駄の無いデザインは軍事ロボらしいデザインで同型機種を多数揃えても絵になるデザインでござるよな。

Photo_36Photo_37 

Photo_38Photo_39 

なお、ミサイルを外した腕部はクリップ状のデザインな腕でござるが、腕の内側に拳が浮き彫りされているでござる。

TVアニメ本編での活躍はチーム単位でコンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)を攻撃したくらいで単体での性格を表すエピソードは無いでござるよな?

Photo_40Photo_41 

Photo_42Photo_43 

しかし、彼の海外名はレッケージと呼ばれており、ランドミリタリーミニコンチームのリーダーでミニコンによる自主・独立を主張する組織の一員で軍人らしい堅物な性格のようでござる。

まあ、日本と米国による主観の違いがリーダーに反映された例の一つでござるな。

Photo_44

確かに「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」のTVアニメは面白いものでござるが、日本版ではマイクロンは通常会話が出来ないと設定されてしまった為に、ほとんど個性が描かれなくなったことが非常に残念でござる。

拙者としてはマイクロンの設定は海外版を指示したいでござるよ。

Photo_45Photo_46 

更に日本版と海外版の大きな違いは登場キャラクターの名前の違いであり、コレが次回作の「トランスフォーマー スーパーリンク」では更にヤヤコシイ名前になるのでござるよな。

確かに日本固有の名前のキャラクターは日本人には馴染みがあるので賛成なのでござるが、やはり日米共通の名前にしないとキャラクター混乱が生じるので統一してもらいたいのでござるよな・・・ 拙者とて、同じマイクロンでも日本語名と海外名が一致しないので間違ったりすることが多いのでござるよ。 (笑)

Photo_47

しかし、日本版設定も海外版設定も良いところは認めたいので、ソコは日米の設定を脳内で融合させて保管するしかないのでござるよな。

まあ、一番分かりやすい設定で云うと「マイクロン伝説」と「ARMADA」は別モノで、別次元の同一人物であると云う多次元理論(アルマダ理論)でござるよな。 

いや~シリーズを構成する上で多次元理論は便利でござる。 (笑)


砂漠の神殿で、アイアンハイドが叫ぶ

2010-02-18 00:59:05 | トランスフォーマー・マイクロン伝説

Photo

ゲッチュウ!

2003年展開の「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」に登場したメガトロン様(MD-01、メガトロン、3980円)一筋のデストロン軍団破壊兵、アイアンハイド(MD-03、アイアンハイド、1980円)はあまり知られていないでござるが、実は多段変型(?)のトランスフォーマーだったりするのでござる。 (笑)

Photo_2Photo_3

本品は2002年に海外展開された「TRANSFORMERS ARMADA」版デモリッシャー(日本未販売)の塗装パターンなどを変更した日本版商品で、国内販売では単品販売とランドミリタリーマイクロンチーム(MM-03、ランドミリタリーマイクロン、980円)とのセット商品(MS-03、アイアンハイド&ランドミリタリーマイクロン、2900円)の2種が販売されたでござる。

単品版もセット版も本体仕様や付属説明書は同じでござるが、キャラクターカードは単品版と同じデザインでござるが、ミラーコーティング仕様に変更されているでござる。

拙者はセット版を購入したのでござるが・・・ ミラーコーティングのカードは見づらいでござる。 (笑)

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

さて、本品は態々デモリッシャーと云う名前が有るのに何故かサイバトロン陣営の名前であるアイアンハイドに変更されて販売された訳でござるが、ヴィークルモードはミサイル搭載型のSF風な戦車でござる。

Photo_8

しかし、本来であればミサイル戦車として紹介してしまえばよいのでござるが、本品のマイクロン合体(エボリューション)ギミックのおかげで、通常状態はミサイルではなくミサイル砲(ビーム砲)搭載戦車なのでござるよな?

Photo_9Photo_10

VmPhoto_11

無論、TVアニメ本編でもビーム砲として描かれており、パートナーマイクロンのサーチか別のマイクロンを合体させなければミサイル発射ギミックが使用できないのでござるよな。

Photo_12Photo_13

Vm_2Photo_14

では、アイアンハイドのパートナーマイクロンであるサーチの紹介でござるが・・・ コレがまた一癖あるマイクロンなのでござるよ。

サーチの海外名はブラックアウトで、これまた名前の由来が分からないでござるが、おそらくは日本名はヴィークルモードが偵察装甲車である事に由来すると思われるでござる?

Photo_15Photo_16 

Photo_17Photo_18 

そう! 通常のヴィークルモードは装甲車なのでござるが、ハッチと思われたデッシュアンテナを立てる事によりレーダーモードである偵察装甲車に変型するのでござるよ。

Photo_19Photo_20 

更に、砲身を可動させて攻撃モード・・・

Photo_21Photo_22 

Photo_23Photo_24 

と、思いきや、砲身を折りたたんだ変型モードが攻撃モードなのでござるよ。

しかも、劇中で描かれたサーチのヴィークルモードは攻撃モードのみなのでござるよな。

Photo_25Photo_26 

なお、アニメ版では第三話(Evolution.3 仲間ーBASE-)で、スタースクリーム(MD-02、スタースクリーム、2980円)との争奪戦に負けるもアイアンハイドがパートナーとなるなどのエピソードはあるのでござるが、肝心のサーチの意志が全く描かれていないのでござるよな?

まあ、マイクロンを道具扱いしている演出ともとれるのでござるが・・・ サイバトロン側も似たり寄ったりなので、単にマイクロンを上手に演出できなかっただけでござろうな。

Photo_27Photo_28 

Photo_29Photo_30 

故に没個性なロボットモードと同じく、サーチ自身の公式な性格設定が存在しないのでござるよな?

まあ、レーダーモードが存在するので探査能力には長けているのでござろう。

Photo_31Photo_32 

Photo_34Photo_33 


落武者戦車

2010-02-15 20:24:08 | 劇場版・TFR

Photo_2

ツッタカタ~♪ ツッタカタ~♪

ツッタカタッタッタ~♪

落武者戦車の心はひとつ~♪

逆恨み~♪ 逆恨み~♪

胸に刻むは恨みの怨念♪

生まれてこのかた負け戦~♪

2010年度展開の劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」は映画本編の後日談ということで、玩具オリオジナル展開のN.E.S.T.シリーズが開始したでござる!

ちゅー事で今宵は戦車に変型するディセプティコン兵士(敗残兵?)、ブラジオン(RD-20、N.E.S.T.ブラジオン、3990円)の紹介でござる!

Photo_3Photo_4

本品は映画本編未登場のディセプティコン兵士で、日本未販売のプリテンダー商品、ブラジオン(日本未販売)をモチーフにデザインされた商品でござる。

なお、本品はヴォイジャークラスの商品で海外版と同じパッケージに日本語表記シールを貼り付け、日本語表記の説明書とN.E.S.T.隊員シールとN.E.S.T.パーフェクトガイドが付属するでござる。

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8 

本品のヴィークルモードである戦車は、プリテンダー版ブラジオンのアウターシェルに身を隠す本体のヴィークルモードをイメージしたデザインのようでござる。

Photo_9

なお、本品の戦車デザインは劇中タイアップとは関係ないのでモデルの無い架空の戦車でござるが・・・

如何も・・・ イロイロと追加装備されているようでござるが、陸上自衛隊の90式戦車に似ているのでござるよな?

Photo_10Photo_11

Photo_12Photo_13

まあ、愛国心の強い米国人にしてみれば米国の主力戦車M1エイブラムスがディセプティコン兵士(MD-03、ディセプティコンブロウル、2310円)ちゅーのは納得ができない事実なので、ディセプティコン陣営は外国の軍用車両をモチーフにしたデザインの方が好ましいのでござろう。 (笑)

しかしまあ、露骨にデザインモチーフを示さないとはいえ・・・ 日本が仮想敵国でござるか?

う~む・・・ 昨今の民主党政権下の日本であれば米国の敵でもおかしくないでござるよな。 (笑)

まあ、下手に他国の軍用車両を無許可で敵としてデザインすれば国際問題にもなりかねないので、外交に弱腰な日本であれば敵でも問題ないと思っているのかもしれないでござるな?

そう! 某環境保護団体を名乗るテロリストやら海賊などの日本調査捕鯨船団の妨害行為も露西亜や中国相手に同じ事ができるか聞いてみたいものでござるよ。

何時までも弱気だと、いいように悪者にされてしまうので、云うべきところはガツンと言って海上自衛隊の派遣でも行えばよいのでござるが・・・ 売国奴政権の日本では何もせず「友愛」ですませてしまうのでござろうな・・・

Photo_14Photo_15

Photo_17Photo_16

さて、本品はクローラー部分はダミーでござるが、軟質パーツを使い雰囲気は良いのでござるが、戦車として肝心な戦車砲や機関銃・アンテナ・スモークランチャーなどにも軟質パーツを使用してフニャフニャの砲身がやわらかい戦車に成り果てているのでござるよな。 

そう、わざわざ完成度の高い造形を米国の安全基準の御蔭で完成度を下げているのでござるよな。 (残念!)

Photo_18Photo_19

さあ! ブラジオンのインパクトあるロボットモードのデザインは、プリテンダー版ブラジオンのアウターシェルをイメージした落武者の亡霊的なデザインでござる。

Photo_20Photo_21 

リベンジ商品では1・2を争うキャラクター性の高いデザインは、まさに映画制作側の呪縛から離れたデザインで、おそらく玩具製作側もノリノリで設計したと思われるほど、各部にオートモフ(?)な連動変型やメックアライブギミックも搭載されているのでござるよな。

Photo_22Photo_23

Photo_24Photo_25

なお、頭部デザインは露骨なガイコツ顔ではなく、ガイコツをイメージしたデザインに変更されているのでプリテンダー版よりも好感がもてるでござるよな。

しかも、拙者的には背負った戦車砲の砲身が刀だったり、砲等内部に収納された小刀を背中に背負うだけでなく、左腰アーマーに2本挿しで装備する仕様は完全なツボでござるよな。

Photo_26

ただ・・・ 残念なのは刀は軟質パーツである為にフニャフニャな上にグレーの成型色でござるから完成度を落としているのでござるよ・・・

う~む・・・ 日本男児としてはフニャフニャな刀は許せないでござるよな。

しかも、刀は硬くて太い戦車砲の砲身を兼ねているのでござるからメッキ処理はなくとも金属orプラスチック製で塗装処理が望ましいでござるよな。

Photo_27Photo_31

しかしまあ、本体の造形は刀の両手保持など可動も良好で、ぶら下げたクローラー部分もクセはついているでござるが良い雰囲気でござる。 ランページ(RD-05、ディセプティコンランページ、2415円)で培われた技術が活かされた商品でござるな。

Photo_29Photo_30

日本設定のブラジオンは詳細は分からないでござるが、「敵との戦いに敗れて、落武者となったディセプティコン」だそうで、劇中での終盤戦に登場した名も無いディセプティコン兵士の一人なのか、別の何処で戦っていたのかなど分からないでござるが、日本で戦っていたのであれば日本文化と90式戦車のボディを得たと考えてもおかしくないでござるよな。

Photo_32

しかも、東南アジアの密林に潜みアイアンハイド(RA-26、N.E.S.T.リーコンアイアンハイド、3990円)に挑戦を挑むようでござる。

うむ・・・ 彼らには何かしらの因縁が有るのか、ブラジオンの勝手な逆恨みなのかも分からないでござる?

Photo_33Photo_34

なお、ブラジオンのロボットモードはヴィーグルモードの強力な火器が一切使えない接近戦用になるのも興味深いでござるよな。

Photo_35

因みに説明書に記載されていないでござるが、本品の大刀と小刀は前後に組み合わせる事が出来るサービスギミックが用意されているのでござるよな。

うむ、流石に二刀流を好く心得た設計でござる。

Photo_36Photo_39

なお、背中に背負った砲塔は垂直位置で固定する事も可能でござるが、拙者的には斜めで固定するほうが、落武者ぽいデザインだと思うでござる。

Photo_38

いや~コレは、武者属性の変型ロボット玩具のリメイクを望みたい完成度でござるよな~

あ~んなキャラや、こ~んなキャラもリメイク設計でみてみたいでござるが・・・ 

戦国武将ブームに便乗して「鎧伝 サムライトルーパー」を完全新作のアクションフィギュアで復活させればいいものを・・・ 直接関係無いバンダイに横取りされるタカラトミーでござるから、期待も薄いでござるかな? (笑)


忍者刑事

2010-02-14 18:26:39 | 勇者シリーズ

           Photo

ごきげんようでござる!

勇者シリーズがトランスフォーマーと兄弟作品である由縁は玩具技術の継承だけでなく、商品そのものの流用があり、勇者シリーズの各作品(一部除く)にはトランスフォーマー商品流用枠が設けられていたでござる。

まあ、敵側ライバル商品などの安易な成型色変更商品に留まらず、新造パーツの追加組替えにより別商品と呼べるものも多く・・・ わざわざ金型流用せず完全新造の方が手間が掛からないのでは? と、思ったりもするのでござるが、純粋にトランスフォーマー・玩具系ファンとしてみれば、ファンサービスと取れる手の込んだ流用には感心するでござる。

しかし、勇者シリーズ・アニメ系のファンにとっては流用商品は手抜き、シリーズ作品の統一感を乱す商品として歓迎はされていないようでござるな。

ちゅー事で今宵は勇者シリーズ第5弾「勇者警察 ジェイデッカー」より五段変型のブレイブポリス第五の刑事BP-501型こと・・・

忍者刑事 シャドウ丸(忍者刑事、シャドウ丸、3980円)の登場でござる!

Photo_2 本品は1994年に「勇者警察 ジェイデッカー」商品として販売されたでござるが、商品自体は1987年販売の「トランスフォーマー サ☆ヘッドマスターズ」商品のシックスショット(D-98、シックスショット、3980円)の金型を流用し一部パーツを変更して販売された、1989年の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV」のグレートショット(C-325、グレートショット、3980円)を更に新造パーツに置き換え、警察手帳やリボルバー式拳銃などの御馴染みジェイデッカー商品の標準装備を追加した3度目の転生商品でござる。

しかし・・・ 商品サイスは流用故に他のジェイデッカー商品の単体勇者ロボより大きく異質感は隠せないのでござるよな?

箱の収納もシックスショットより小型の半分くらいのサイズになったでござるが、収納状態はロボットモード変型途中状態で収納されているでござる。

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6 

先ずは基本移動形態であるジェット機モードでござる!

Photo_7

商品の変型パターンはシックスショットのジェット機モードと大差ないでござるが、シャドウ丸は全ての付属品を取り付ける事ができず余剰パーツが発生してしまうでござる。

Photo_8Photo_9

Photo_10Photo_11

まあ、ジェット機モードは今風に言えば・・・ ステルスジェット機になるのでござるかな?

なお、シャドウ丸はブレイブポリスの貴重な航空戦力だけでなく、以後も勇者シリーズにおける忍者属性の勇者ロボ第一号にあたるでござる。

Photo_12

続いて陸上にての隠密行動形態の覆面パトカーモードでござる!

Photo_13Photo_14

Photo_15Photo_16

覆面パトカーといえば一般車両に偽装するパトカーでござるが・・・

本品の場合は、如何見ても一般車両にみえず・・・ いわゆる族車のイメージでござるよな?

まあ、族車に偽装した覆面パトカーかもしれないでござる。 (笑)

Photo_17

シャドウ丸の覆面パトカーモードはシックスショットグレートショットのバトルカーモードに当るのでござるが、変形パターンは異なり、エアーインテークのパーツもパトライトに置き換えられているでござる。

Photo_18Photo_19

Photo_20Photo_21

まあ、バトルカーもパトロールカーも似て非なるものでござるから、一応覆面パトカーモードでは武装パーツは取り付けていないでござる。

Photo_22Photo_23

Photo_24Photo_25

しかし・・・ ソコは忍者属性の覆面パトカーでござるから各種武装を取り付ける事も可能でござる。 更に怪しさ大爆発でござるな。 (笑)

Photo_26

三段変型目は火力攻撃に重点を置いた戦車モードでござる!

Photo_27Photo_28

Photo_29Photo_30