トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

サイバトロン海上防衛員

2011-01-08 23:44:01 | トランスフォーマー・G1

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海の~民なら~男なら~♪

みんな~1度は憧れた太平洋の黒潮を~♪

ホントは海のシーズンにでも投入したかったのでござるが、新商品が確保できずネタがないので今宵は「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」より、ホバークラフトに変形するサイバトロン・海上防衛戦士、シースプレー(C-64、シースプレー、500円)の紹介でござる!

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本品は1985年に完全新作のミニボット商品として販売(日本販売は1986年)されたでござるが、日本販売では海外販売品と同じブリスターパック仕様のパッケージとヘッダー付きBOX仕様のパッケージで販売されたでござる。

商品本体は違いはないでござるが、BOX仕様のパッケージ版のみキャラクターカードが付属するでござる。

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本品を含む1985年販売組みミニボットは、ミクロチェンジ流用の1984年販売組みのミニボット以上にバラエティに富んだヴィークルモードが用意されいたでござるが、ホバークラフトであるシースプレーは貴重な海上戦力であり、初の艦船系トランスフォーマーだったでござる。

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商品はプロペラが手動回転し、転がし走行できるでござるが簡易構造の商品である為にミクロチェンジ転生ミニボットと比べると見劣りしてしまう商品でござる。

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そう、本品の変形構造はハズブロの指示により簡略化が行われた為に3~4工程で変形できる設計となり、両足は繋がった形で造形されたでござるから完成度の低い商品でござる。

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まあ、確かに両足を一体化したことにより接地性は高いのでござるが、アニメ作画版ノデザインが良かっただけに残念としか言えない商品なのでござるよな。

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シースプレーの設定は、体力(3)、知力(8)、速度(6)、耐久力(6)、地位(6)、勇気(10)、火力(6)、技能(7)の能力値で、性格は海を愛し海の生物を愛する海上・水中戦闘が得意なトランスフォーマーである、密かに人間になりたいと願っていたりするでござる。

武器は対空レーザー砲やレーザーカノンだそうでござるが、商品では再現されていないでござるな。

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なお、シースプレーはTVアニメ本編(第43話、変身の泉)にて人間の姿に変身した最初のトランスフォーマーでもあり、印象に残るトランスフォーマーの一人なのでござるよな。

ゆえにシースプレーのリメイクデザインはホバークラフト故に大型化しなくとも、アニメ作画のデザインで設計してもらいたいのがファンとしての本音なのでござるよな。 (笑)


復刻! サイバトロン戦術家

2011-01-07 19:13:58 | トランスフォーマー・コレクション

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ごきげんようでござる!

今回は前回の変形×2版スモークスクリーン(C-21、スモークスクリーン、2310円)のモトネタである初代スモークスクリーン(45、スモークスクリーン、1800円)を紹介したいところでござるが・・・

今宵は2002年に販売された「トランスフォーマー コレクション」版

スモークスクリーン(TFC-5、スモークスクリーン、3000円)の紹介でござる!

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もともとのスモークスクリーンは、1982年(?)にダイアクロン商品として販売されたフェアレディZ(カーロボット、No.7、フェアレディZ、1700円)を基にレースカー仕様に変更した商品(カーロボット No.11、フェアレディZ・レーシング、1700円)が1983年に販売された後、1985年にダイアクロン隊員を削除し、HASBROの刻印追加と、シール柄の変更及びシークレットエンブレムを貼り付けた状態にてトランスフォーマー商品に転生した訳ででござる。

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2002年に販売された本品は1985年販売時の金型とは異なる新金型で製作されている為に細部が少々異なっていたりするのでござるが、新たにコレクションカードとファイルカードが追加された以外のセールスポイントが無い商品でござる。

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旧商品を保持している場合だと有り難味に欠ける商品でござるが、復刻商品ゆえに当時品と細部を比べてみる楽しみはあるでござるな。 (笑)

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そう、当時品(日本版の一部?)の場合は一部金型に歪みが生じているためにパーツの噛み合わせが悪いまま出荷されてたおかげで早々に絶版商品と成ったうえに、青いプラスチック部分が年月劣化により変色している場合があったので「トランスフォーマーコレクション」による再販が決まったものと思われるでござる?

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まあ、拙者の保有する45版スモークスクリーンの場合は、ドンピシャの不具合品なうえにウィンドーパッケージ部分あたる左側のドアとフロント部が変色してしまったので再販は嬉しいでござる。 (笑)

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そう、再販流用品の場合は何処しら変更したり付加価値が欲しいものでござるが、復刻版商品の場合は出来るだけ当時品に近い仕様の方がコレクターとしては嬉しいのでござるよな。

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まあ、復刻版金型の場合は当時品を保有するコレクターでもないかぎり当時品の金型を見分けがつかないものでござるから違和感無く当時の販売状態を楽しむ事ができるでござる。

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ちゅーか、復刻金型と言わなければ素人さんは騙されるでござるが、本品はコピー金型による偽者ではないので正真正銘の本モノでござる!

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そう! たとえ当時品と金型が違っても、タカラが製作した商品であれば本物なので安心してくだされ。

ただ、コレクター的なプレミア値で言えば当時品の方が高くなるでござる。 (笑)

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さて、スモークスクリーンの設定は、敵の探査システムを破壊する戦法を得意とし、常に敵の裏をかく戦術を考えているが決して表情を表に出さない戦士でござる。

能力値は体力(4)、知力(8)、速度(7)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)で、敵航空兵力の誘導システムやレーダーを破壊する放射線やミサイルを搭載し、Z・ビームガンは敵を電機破壊するライフルでござる。

ヴィークルモードでは粘着性の煙幕で敵の視界を奪う事もできるでござるな。

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なお、ヴィークルモードでは余剰パーツとなるミサイルランチャーは当時の海外版ではスプリングを緩められて飛ばなくなっていたでござるが、本品は当時品の日本版と同じく予備ミサイルを含めた3発が付属しており、スプリングにより発射可能でござる。

因みに付属のシールも当時品に準じている為にフロント部のゼックンの上にサイバトロンのエンブレムを貼り付ける指示になっているでござる。

流石に見た目は悪くなるのでシールは貼っていないでござるよ。 (笑)

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まあ、本品の場合は騙そうと思って販売した悪意のある商品ではないでござるが、世の中知らずに済めば幸せな例えもあったりするので、今回は子供(?)の夢を壊すようなネタだったでござるかな?

しかし、気にする事はないでござるよ!

高価なプレミア品が買えなくて偽者ガマンする訳でなく、復刻版商品でござるから偽者ではないでござるよ。

偽者にはプレミアなど付かないでござるが、復刻版商品ならプレミア値が付く事もあるでござる!


最後の切り札

2011-01-06 00:47:31 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

正月3が日は如何過ごされたでござろうか?

拙者は家族サービスなどで振り回された結果、玩具店回り等の初売りイベントには参加できず4日に奈良方面のトイザらスで「トランスフォーマー ユナイテッド」商品の購入を考えていたのでござるが、当日予定が変わってしまい奈良行きが別方向になってしまったでござる・・・

おまけに、キャンペーンを意識していた為に通販も利用しておらず「トランスフォーマー ユナイテッド」シリーズ商品は未入手状態のままでござる。

しばらくは長距離行動ができない為に新商品の購入は先に成りそうでござるな。

ちゅー事で今宵は、「トランスフォーマー ユナイテッド」シリーズ商品にも流用されている「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズより、レーシングカーに変形するサイバトロン・戦術家、スモークスクリーン(C-21、スモークスクリーン、2310円)の紹介でござる!

Photo_12 本品は2009年に「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズ通常販売最終商品として販売された訳でござるが、商品はストリーク(C-10、サイバトロンストリーク、2310円)の成型色と塗装パターンを変更してレースカー仕様に変更した商品であり、同年に海外で「TRANSFORMERS UNIVERSE」商品として販売されたスモークスクリーンとは塗装パターンやメッキ処理などが異なるでござる。

完全新作な商品ではないでござるが、モトネタであるG1版初代スモークスクリーン(45、スモークスクリーン、1800円)も、G1版初代ストリーク(08、ストリーク、1800円)の成型色を変更しレース用パーツを追加した商品でござるから当然のリメイク商品と呼べるでござる!

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日本版商品の色合いは玩具版のイメージ塗るわけれているでござるがアニメ作画のイメージに近い配色でござる。

ただ・・・ 拙者的にはリアウィングまでメタリックレッド仕様にしてしまう日本版は簡便してほしいでござるが、旧玩具でも問題だったフロント部分の38のゼッケンはサイバトロンのエンブレムのみに変更した日本版は評価したいでござる。

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確かにフロント部のゼッケンが無いと物足りないかもしれないでござるが、悪くは無いでござる。

まあ、旧玩具の様にフロント部のゼッケンの上にサイバトロンのエンブレムを貼り付けてしまう荒業の事を思えば公式でキッチリと決められている事は助かるでござる。 (笑)

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なお、本品の塗装関してはリアウィングは車体と如何色ので塗装してもらいたく、リアランプこそメタリックレッドで塗装し、排気管も銀色で塗装して欲しかったでござるよな。

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商品ギミックも武器パーツであるZ・ビームガンを折りたたんで車体裏に収納する以外はない地味な商品でござる。

しかし、ミサイル発射ギミック等を搭載しなかったおかげでプロポーションの良い商品に仕上がっているでござる。

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ロボットモードの変形も過去の商品開発技術が活かされており、さほど複雑な変形方法ではなくとも見事なプロポーションを再現しているでござる。

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これぞトランスフォーマー!

これぞオートボット! な、見事な造形でござる。

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そう、これだけ旧玩具とプロポーションが違うでござるが、基本と成るデザインは抑えてあるので旧玩具を新時代に合わせた解釈による正統派なリメイクデザインでござるよな!

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なお、キャラクター設定はG1版スモークスクリーンの設定を引き継いでおり、体力(4)、知力(8)、速度(7)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)であり、並みのオートボット戦士な能力値でござるが、洞察力に優れ本心を見せない愛想の良さで駆け引きを行う戦術家であり、コンボイ(C-01、コンボイ、3150円)のもとに新しく加わった戦士の中では最も信頼されているそうでござる。

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まあ、戦略家と言えば聞こえはいいでござるが、ペテン師とかギャンブラーの様な頭脳プレーを得意とする戦士であり煙幕をたくみに使うようでござるが、実戦での能力は高いとは言えないようでござる。

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付属のコミックでは同時期販売のアラート(C-20、アラート、2310円)と組んで行動しているでござるが、直接戦闘の描写が無いので実力は分からないでござるが、アラートのセンサー情報をモトに敵の行動を読んでで先回りするのがスモークスクリーンの仕事でござろうな。

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なお、商品は可動範囲が広く、正座も可能な商品で有る為に今後もイロイロとカラーリングを変更すれば再利用が可能な商品でもあるでござる。

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「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」は玩具の完成度を活かせないまま終了してしまったシリーズでござるから、今からでもTVアニメを製作しても十分対応できる商品だと思うでござるな。 (笑)

そう、本シリーズもタカラトミーの引き際を間違えたシリーズである事は間違いないでござる!


2011年は兎年

2011-01-01 02:15:10 | BW・ネオ

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新年明けましておめでとうございます。

本年も当ブログ「トランスフォーマー馬鹿一代。」をよろしくお願い仕るでござる。

さて、2011年は兎年でござるから、本年度の1発目はウサギに変形するトランスフォーで出発でござる!

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ウサギに変形するトランスフォーマーと言えば1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」に登場するサイバトロン・偵察員、スタンピー(C-31、スタンピー、880円)でござる!

グロ系デザイン中心になる海外展開のビースト戦士と異なりカワイイ系動物で勝負に出た日本展開の「ビーストウォーズネオ」は大いに評価したいものでござる。

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さて、本品は単品販売とディメトロディンに変形するデストロン突撃兵、スリング(D-31、スリング、880円)との対決セット(VS-31、草原の対決、1750円)が販売されたでござるが、どちらも本体及びカードや説明書は共通でござる。

なお、「ビーストウォーズネオ」商品の箱は商品サイズにより共通の規格が決められたわけでもなく、個々の商品に合わせて箱を製作している為に余剰スペースが発生しないパッケージになっているでござる。 シリーズとしての箱のサイズはバラバラでござるが無駄なスペースが無い分収納には重宝するでござる。

流石は住宅事情が厳しい日本展開版商品だと関心したものでござる。 (笑)

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更に、獰猛な猛獣や不人気な昆虫に加えてトランスメタルやヒューザーのようなイロモノビーストが多いなか、素直に一般的な動物をモチーフにした事は、日本のチビッコ達にもアピールできるビースト戦士でござる。

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しかし・・・ 如何してもウサギのイメージと言えば戦士よりも、狩られる獲物のイメージが強いので獰猛な恐竜軍団の前に頼りない存在でござる。

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新兵揃いのビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)部隊の頼りなさを強調するうえでは大成功な商品でござる。

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しかも、日本人に馴染の深い赤目の白ウサギでござるから、数あるビースト戦士でも1・2を争う可愛らしい商品でござる。

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なお、ビーストモードでは特別なギミックは用意されておらず、ウサギ頭部の分割線が目立ってしまう事が残念でござる・・・

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そう! ウサギの頭部は分割されてロボットモードの両腕となる少々グロいデザインなのでござるよな。 (笑)

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しかし、ウサギらしい太い足と尻尾が妙に可愛らしいデザインでござる。

顔も男性顔でござるが、女性キャラでも通用しそうなデザインでござるよな。 (笑)

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スタンピーのキャラクター設定は極端な臆病者で、何かと仲間の足を引っ張ることが多いお調子者でござるが、マイティーイヤーは遥か遠くの音を聞き逃さない地獄耳で、スピード(逃げ足)は誰にも負けないと自負する情報収集の専門家でござる。

なお、能力値はパワー(4)、知力(7)、スピード(8)、耐久力(4)、階級(7)、勇気(4)、火力(5)、テクニック(8)でござる。

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武装は両腕(ウサギの耳)に仕込まれた特殊ブレードで、高速で振り回す事により岩石も切り裂くイヤーソードでござる!

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ロボットモードでは、ウサギの尻尾を動かす事により、両腕が微かに動くアクションギミックが仕込まれているでござるが、ハッキリ言って微妙でござるよな?

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なお、本品はウサギらしい小柄な商品でメガサイズ相当のロングラック(C-29、ロングラック、2500円)との対比は調度良い大きさでござるが、本品は造形的にロボットモードのデベソが目立ってしまう事が残念でござる・・・

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そう、本品は「ビーストウォーズネオ」新作サイバトロン商品の特徴である、スパーククリスタルの装備と第3変形モードが用意されており、スタンピーはカニを思わせるシルエットのシザーモードに変形するでござる。

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まあ、アタックモードと言うかアナザーフォームと言うか意味不明なシザーモードでござるが、一種の武器モードでござろうな?

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そう、拙者はアニメ本編を観ていないのでシザーモードがどの様に描かれたのかわからないでござるが、商品のデベソはジョイントパーツで他の商品が保持できる為のグリップでござる。

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シザーモードは格闘戦用の武器として使用されるようで、シサーモードでもウサギの尻尾を動かせばイヤーソードが微かに動くでござる。

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う~む・・・ 格闘武器としては扱いにくそうな武器でござるが、第3形態を取り入れなくてはいけない設計においては無理やりなデザインでも苦肉の策なのでござろうな。 (笑)

まあ、ビーストウォーズ商品の可能性を追求した商品であることは間違いないでござる。

しかしまあ、デベソ状のグリップは折りたたみ式にして股間に収納できなかったものでござるかな? ・・・ちゅーか、股間に収納だとグリップを展開したらシモネタに成るので却下されたのでござろうな。 (笑)

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そう、本品は男性キャラなのでござるが、海外とかだと女性キャラとして販売できそうだったので、股間にグリップを収納することは避けたのかもしれないでござる。

やはりウサギはバニーボーイよりバニーガールの方が似合うと思うのは全国共通だと思うでござるよ!

・・・まあ、筋肉質なマッチョボディであればバニーボーイも捨てがたいでござる。 (笑)