「センセ、早退すか?
帰り際、生徒に声をかけられた。
「あぁ
今日は文化祭時の超過勤務時間調整で1h早く帰る。
疲れがとれない。
「センセ、早退すか?
帰り際、生徒に声をかけられた。
「あぁ
今日は文化祭時の超過勤務時間調整で1h早く帰る。
疲れがとれない。
勝連城跡からコインが出土したことは、2日に「万国津梁」で取り上げた。僕はあることが気になった。
コインが出土したのは14世紀~15世紀の地層、当時の沖縄は琉球王国の成立前後に当たる。勝連城は1458年に10代目城主・阿麻和利(あまわり)が王府軍に敗れ、廃城しているのだ。コインは廃城前に持ち込まれたものだろうが、詳細がわからない。ニュース検索をかけてみた。
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沖縄タイムスの9月27日記事(研究者ら「予想外」 世界遺産・勝連城跡からローマ帝国コイン出土)を読むと、早稲田大中央ユーラシア歴史文化研究所・四日市康博研究員(東西交流史)は、15世紀末には勝連城は廃城となっており、「なぜここに残ったのか、出土状況を含めて慎重に検討すべきだ」とコメントしている。なお、記事によれば勝連城は、17世紀頃まで地域の人々が利用とのことだ。
琉球新報の9月28日社説(勝連城銅貨出土 歴史のロマン、解明に期待)にもこのコインが取り上げられている。
発見されたコインは鋳造製の銅貨計10枚。そのうち4枚は3世紀~4世紀代のローマ帝国時代、1枚は1669年~1679年に製造されたオスマン帝国時代のコインと推測される。まだ詳細がわからないものが5枚あるようだ。
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いずれは県立博物館に展示されるのかな。実物見たいなあ。