大宮から春日部までの各駅間が複線化されたのは、Wikipediaによれば、以下の通りである。 1月3日の「東武アーバンパークライン」の続きである。 |
〇は島式ホームの駅である。
〇大宮
1968年(昭和43年)4月6日
〇北大宮
1957年(昭和32年)9月26日
大宮公園
1974年(昭和49年)2月22日
大和田
1971年(昭和46年)8月6日
七里
1969年(昭和44年)7月29日
岩槻
1999年(平成11年)11月25日
〇東岩槻
2004年(平成16年)10月19日
豊春
2004年(平成16年)10月19日
八木崎
2004年(平成16年)10月19日
〇春日部
恐ろしく、チマチマした複線化である。でも、これが需要調査・予測に基づくものなのだろう。
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もしも速達効果を考えるならば、どこで停まるか。いくつか駅を通過するとして、どこで追い越せるか考えてみた。以下は一部分、大昔の記憶に基づく。かなり心許ないことは、ご容赦願いたい。
北大宮
大宮から近すぎる。大宮公園との間には結構きついカーブがある。列車がそれほど速度を出せない場所である。駅に追い越し線を敷設するスペースはない。各駅停車のダイヤの隙間を、速達列車が通過する。通過駅。
大宮公園
現在上下線2ホームのみ。1970年代ころまで、春日部方ホームは、乗降可能(?)な3番線があり、島式ホームとして使えたと思う。4本目の線路もあった。同駅3番線跡(4番線跡も)は、現在駐車場・住宅。ここも追い越し駅にはできない。追い越し用の線路が引ける場所がない。通過駅。
大和田
追い越し用の線路が引ける場所がない。通過駅。
七里
春日部方ホームは3番線があったような気がする。現在もスペース有り。春日部方ホーム、乗降を現在の反対側に線路を敷設して移動。1番線ホームを、通過列車の通過ホームにする。危険なので、簡易式のホームドアを設ける。通過列車がない場合は、現在と同じく大宮行き各駅停車は1番線ホーム。通過列車がある場合、2番線ホームを大宮行きホームにして待避する。
柏行き列車は、通過の場合2番線ホームを通過する。ここにも簡易式のホームドアを設ける。柏行き各駅停車は、3番線ホームを設け、通過列車のある時、待避場所とする。2番線ホームが大宮行き各駅停車、柏行き速達列車通過になる。こそうすれば、通過駅にできるかも知れない。
ただし、現状は春日部方面ホームのエレベーター・エスカレーターは、線路のない場所に作られているので、線路を増やす場合、これらの移築が必要になる。移築ができない場合、ここも大宮公園駅並みに残っているスペースを活用する。春日部方ホームを数メートル北に寄せることは可能である。そうすれば、追いこし駅になるかも知れない。
岩槻
各駅・速達列車停車駅。各停と速達列車の乗換駅にする。ホーム2本、番線数が現在でも3ある。大宮行き列車は1、2番線を使う。1番線が速達列車(がある場合のホーム)とし、2番線を速達列車がある場合の各駅乗降ホームとする。柏行き列車は2、3番線を利用し、2番線が速達列車(がある場合の停車ホーム)とし、3番線を速達列車がある場合の各駅乗降ホームとする。素人考えだが何とかなるような気もする。ただ、現在改良工事中で、係留線の本数が削減、ホームが(一時的に)拡幅されるなど、どうなるのかわからない。
東岩槻・豊春・八木崎
追い越し用の線路が引ける場所がない。通過駅。ひょっとすると、東岩槻だけは春日部方に通過線路が引けるかも知れない。
大宮
岩槻
(埼玉高速鉄道が乗り入れれば、それなりの需要があるか)
春日部
七里だけを追いこし駅にするのが無理ならば、七里と東岩槻にを追いこし駅にする。七里は大宮行き、東岩槻は柏行きである。でも、できても埼玉県内はここだけかな。
いろいろ考えてみたけど、仮想鉄道の域にも達せずだ。これじゃ、仮鉄愛好者にしかられる。
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写真はWikipediaによる。
撮影者:Ohtsuka Makotoさん。