毎年この時期になると、「坪田譲治文学賞」のことが気になり出す
読書週間[10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)]は、今年で62回目を迎えている。
ネットで調べると、「読書週間」については、「終戦まもない昭和22年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで『読書の力によって、平和な文化国家を作ろう』という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催」されたと書かれている(二回目以降は、今の日程となっている)。そして、その「読書週間」が始まる10月27日が、「文字・活字文化の日」に制定されている。
我が館として、この「読書週間」関連行事として、今年は10月25日に、館内の小・中学校の学校司書のみなさん等のご協力を得て、「わくわく!どきどき!絵本探検講座 おいしい秋を見つけた!」を開催した。
この読書週間の頃から、私は、今年度の「坪田譲治文学賞」のことが気になり出す。同時にこの頃から、「受賞作」を求めて、YA(ヤングアダルト)系の本を、少しだけだが読むようにしている。「坪田譲治文学賞」を担当していた頃からの習性だ。今は、瀬尾まいこ『戸村飯店青春100連発』(理論社刊)を読んでいる。
因みに「坪田譲治文学賞」は、1月に最終選考委員会が開催され、2月に「贈呈式」が、受賞作家を迎えて開催される。来年2月まで、楽しみな日々が続く。
そう言えば、今日「市民の文芸」の授賞式が開催された。