中庭の整備作業を地域の方々にご参加いただき作業、感謝、感謝だ
今年の夏の酷暑の中で、中庭の山野草はほとんど消えていった。暑さと同時に、雨が降らなかったのも堪えた。粘土質の我が館の中庭は、ひび割れがたくさんできた。
その粘土質の土壌をなんとか改良するとともに、少し中庭の整備をしたいと、その頃から考えていた。我が(そして我が家の)山野草のお師匠さんたちにお声がけをすると、ご快諾をいただいた。そこで、婦人会や愛育委員会、そして「あかれんがクラブ」の方々にお声をかけて、お手伝いをお願いした。
そして、今日はその日だ。私は雨男で、家人などは旅行の際には、いつも「可愛そうにまた雨だ」とよく言ったものだ。ところが、館の方は今年度はお天気に恵まれている。春の館遊会は、桜が何とか当日まで散らず、お天気も翌日は大雨だった。そんな幸運が続き、今日も実に暖かい日和で、作業にはうってつけだった。しかし、明日の天気予報は雨だ。
そんな中で、たくさんの方々にご参加いただいたので、しかもみなさん実に手際よく、作業は二時間程度で終了した。土を軟らかくし、肥料も与え、株分けや植え替えもした。来年の春には、美しい花を咲かせてくれるだろう。
昨日、一輪咲いた酔芙蓉は、今日もさらに一輪白い花が咲いた。その横で、昨日咲いた花は朱くなって萎んでいる。二輪並ぶととても美しい。
今日ご参加いただいた方々のご厚意には涙が出るほど嬉しく、心から感謝している。こうした善意の力が集まることで、公民館はより豊かになっていく。そしてそれにより館で学ばれている方々も、より魅力的に輝く。