今日は「お会式」、早朝からたくさんの方々がお講巡りで来寺
我が家が檀家となっているお寺さんは、約600年の歴史があり、お寺の寺子屋が弘西小学校となったと聞く。また境内の楠の木は、岡山大空襲で、二つに割れて、その激しさを今も伝えている。
ところで、去る11月9日のこのブログで、次のように書いた。
「10月13日は宗祖日蓮聖人のご命日にあたります。この時期、日蓮宗寺院では日蓮聖人への御報恩謝徳の法要、[お会式](お講)が行われます。特に岡山組寺では1月遅れの11月12日(お逮夜)・13日とお会式が一斉に行われ、13日には有志の檀家さんが近隣の寺院を参拝し、各寺院では、飲み物等の接待が行われます」
そう、今日は「お会式」であり、代休をいただいて早朝から参加した。お寺のご持会の役員は、みんな法被を着ての対応だ。
さて「お講巡り」の方々は、9時過ぎから次第においでになる。行衣やお講巡りのための「朱印帖」をご持参され、総代・世話人の方々が朱印を押される。そしてお帰りの際には、暖かいぜんざいでおもてなしをし、お土産も用意してお持ち帰りいただく。
今年は我が寺の場合には、お上人さんが「百日行」に参加されており不在で、お経などは詠まれない。あるお寺からは、お上人さんが付き添われて、30人位の団体さんがバスで来寺されたりもした。
毎年、我がお寺にも100人を超える方々が、参拝されていると聞いた。ホント、みなさんご信心深い方々だ。全く宗教に関心のない私には驚きだ。