お餅つき大会」&「我が家のお雑煮自慢」に、たくさんのご参加を
私の育った家は分家で、貧しい引き揚げ者だ。そんな子どもの頃、本家では毎年暮れにはお餅つきが行われた。目が覚めると、もうペッタン、ペッタンとお餅をつく音が聞こえた。つきたてのお餅に餡をまぶせて食べる、その美味しさは今でも忘れてはいない。
その後、お餅をつかなくなり、我が家での餅つき器でのお餅つきとなった。私の場合にはきな粉ではなく、何より餡が大好きだ。その後、お餅つき器は倉庫の奥にしまわれ、ついにはゴミとして捨てられてしまった。もうずいぶんと以前のことである。
現在、ご家庭でお餅をつくお宅は、極端に少なくなった。そんな中で、子どもたちにお餅をつく楽しさ、つきたてのお餅の美味しさを実感してもらおうと、11月29日(土)に、幡多学区婦人会のみなさんと共催で、「お餅つき大会」を実施する。是非とも、自分でついてみて欲しいし、つきたて餅を味わって欲しい。たくさんのご参加をお待ちしている。
また12月1日(月)には、三度目となる「我が家のお雑煮自慢」を開催する。「所変われば品変わる」ではないが、全国各地で様々なお雑煮が作られ、お正月の食卓を賑わせている。
他の自治体からの転入者が多いとされる我が館内であり、さまざまなお雑煮を楽しまれており、今年もそうした方々に「我が家のお雑煮」を作って自慢していただき、そのお雑煮の作り方を学びつつ、楽しませていただこうという企画だ。これまたたくさんの方々のご参加をお願いする。いずれも定員があり、先着順だ。急いで申し込みを(電話可)。