地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

雨の日には、その3

2011年06月18日 | 展覧会・講演会

 

雨の日には講演会に行こう、講談師宝井琴桜の「歴史から学ぶ男と女」を聞いた

 今朝の天気予報は、午後からは雨。来週も明日の日曜から木曜まで雨が続き、土曜日も雨となっている。木曜のみが曇りだ。ナント、太陽はいつ顔を出すのだろうか。5月の梅雨入りも珍しいが、これだけ雨が降り続く梅雨も珍しい。

 そんな今日は、雨が降らないうちにと、午前中に久々にウォーキングに出た。暗くどんよりと曇って、まさに梅雨空だ。

 ウォーキングから帰ると、畑での作業が待っている。いくつかのお野菜の手入れなどをした後は、草抜きだ。いくら抜いても、もう草が生えていないなんてことはない。まさに、エンドレスで続く。畑作業を終えると、もうお昼時となる。


 そして今日の午後は「岡山市さんかくウィーク2011」の事業の一つである講談師宝井琴桜の「歴史から学ぶ男と女 ~女たちと戦国武将~」を聞きに行った。西川アイプラザの会場は満席だった。みなさん熱心だ。
 この日、「公演中の録画・録音、写真撮影はお断り」とのことで、講師の写真がアップできないのを残念に思う。そこで、講師なしの会場の写真を張らせていただく。

 ところで、この「岡山市さんかくウィーク2011」記念イベントとして、ジャーナリスト堤未果さんの講演会がある。私は以前に堤さんの講演を聞く機会を得たが、とても素晴らしく「知的興奮を禁じ得ない」まさに衝撃の講演だった。聞いて絶対に損をしない、これまで聞かなかったことを恥じるくらいの内容豊かな講演だ。まだ少しだけお席に余裕があるようなので、今すぐ申し込んで聞いて欲しいと願う。

◆「岡山市さんかくウィーク2011」記念イベント 堤未果講演会
 *日 時  2011(平成23)年6月26日(日)13時30分~
 *会 場  岡山市立市民文化ホール
 *講 師  堤未果さん(ジャーナリスト)
 *演 題  「アメリカが見えると世界が見える ~性差超えて新しい未来を~」
 *参加費  無料(要事前申込み TEL:086-803-1115)

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喫茶「イブリク」

2011年06月18日 | 身辺雑記

 

オリエント美術館の「光庭」と喫茶「イブリク」は、心が落ち着く場だ

 久しぶりにオリエント美術館の喫茶「イブリク」で、昨日は友人とお茶の時間を楽しんだ。

 私が現役の頃、オリエント美術館友の会の会員となっていた。会員になると、常設展の場合は、いつでも入場無料であった。私は仕事などに疲れると、このオリエント美術館の二階にある「光庭」に身を置き、加藤卓男の「ラスター彩陶壁」を眺めながら、読書をしたものだ。私にとっての元気回復の時間であり、心安らぐ時間だった。

 読書に疲れると、美術館内にある喫茶「イブリク」で、コーヒーブレイクとした。当時笑顔の素敵な女性がいて、私の好きな喫茶の一つだった。私にとっては、オーナーとしてこの「イブリク」でお客さんにコーヒーをお出しするのは、今も変わらぬ夢だ。

 そんなことを思い出しながら、友と語り合った。ゆったりと静かな時間が流れた。

 

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冒頭の「語り」

2011年06月18日 | 松たか子

 

NHKBSの「新日本風土記」の冒頭の松たか子の「語り」がとても素敵だ

 昨日の朝「めざましテレビ」を点けていたら、松たか子が登場した。浅野忠信出演の映画「マイティ・ソー」記者会見に、松たか子が花束ゲストとして駆けつけていた。松たか子が主演した映画「ヴィヨンの妻」で共演したご縁であろう。松たか子の笑顔を見ているだけで、心が癒される。

 松たか子の笑顔がなくとも癒される時間がある。それは、この4月から始まったNHKBSの「新日本風土記」の冒頭の松たか子の「語り」の時間だ。ほんのわずかの時間の「語り」だが、それが毎回とても魅力的だ。昨日は、「長野県・すわ」だった。

 さて、その「新日本風土記」の冒頭の松たか子の「語り」について、「風土記スタッフ」が次のように書いているのを読んだ。

 「松たか子さんの朗読による、番組冒頭の語りはいかがですか?新日本風土記プロジェクトでは、この松さんの語りにも力を入れて作成しています。(中略)自分の心の中でつぶやく感じ。それも、時には子供になったり、時には親になったり、時には恋人と一緒だったり、様々なシチュエーションの旅人を想定してつぶやく。そんな独特の世界をすでに自分のものにして、語りを進めているように見えます。松さんの独特の雰囲気を楽しんで、旅情をかきたててください。」と。

 「そんなつぶやきの幾つか」が紹介されているので、孫引きさせていただく。
 *「人は春にしか見ないけど、夏、秋、冬と精一杯生きてきた。美しくて当たり前です。」(京都祇園円山のしだれ桜)
 *「桜は咲いているのが好き?散り始めが好き?そんな話を千年楽しんできた国です。」(ソメイヨシノ)
 *「色が出会い、交わり、生まれていく。京の都は、巨大なパレットだ。」 (京都の色)

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公開制作

2011年06月18日 | 展覧会・講演会

 

「横尾忠則、岡山のY字路を描く」とした公開制作を見に行った、感動した

 昨日も県立美術館に行った。一昨日に鑑賞した「横尾忠則展 絵人百九面相」の関連イベントとしての「公開制作 横尾忠則、岡山のY字路を描く」を、見たいと思ったからだ。

 昨日も書いたように、横尾忠則の東映任侠映画や寺山修司の率いる天井桟敷のポスターなどに心躍る日々を過ごした者として、その制作の現場を見たいと思ったからだ。

 氏は、「倉敷大原美術館での公開制作の経験はあるが、岡山では今回が初めてで、これが最後になるだろう」と語っていた。参加する前は、たくさんの人だからと、少しだけ参加を悩んだ。が、行ってよかった。目の前で白いカンバスに描かれていく様を見ることができて、感動した。

 ところで、氏はこうも語った。「いつもは油絵具だが、今日は速乾性のアクリル絵具を使って描く。この制作は、三日間で完成するかどうか。僕の作品は未完のものが多く、完成したという自信はない。人間的にも、完成して生きられるということはない。大半は未完のまま、完成のないままに死んでいく。未完のままの昨日の続きを朝からスタートさせ、夜も完成したということはない。未完でスタートし、未完で終わる」と(不十分なメモで申し訳ない)。

 この未完について、「横尾忠則展」には、次のように書かれている。「ぼくは70年代の初頭に『未完への脱出』という本を出した。完成から未完への脱走である。そして70年代の終わりに『暗中模索』を出した。90年代にY字路『暗夜光路』を描いた。常に闇の中に光を模索している。この光は死の光である」。


 ところで、県立美術館の企画展は、ほとんど全てがマスコミなどとの共催(県美側は経済的負担をしない。会場の提供のみ)が久しく続いている。が、今回の「横尾忠則展」は、実に久々の県立美術館の独自の企画展だ。今後も県として、県立美術館(ホールを含めて)の予算を確保して、マスコミ等の持ち込み企画に頼るのではなく、独自の企画展や催しをどしどし開催して欲しいと、心から願った。

 因みに、「公開制作横尾忠則、岡山のY字路を描く」は、引き続いて明日・19日(日)もある。本人に寄れば、今日18日(土)はフリーなのだが、ブラリと描きに来るかもとのことだ。地下一階の制作現場をのぞいてみること をオススメする。

 その横尾忠則さんが「旭日小綬賞」を受賞しているのを、今朝の新聞で知った、「おめでとう」の言葉を贈らせていただく。

 

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