地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

類は友を呼ぶ

2011年06月30日 | 身辺雑記

  

早いもので今日で半年が経過、明日岡山を離れるとても素敵な方と出会った

 何とも厳しい暑さが続いている。今日は34度台止まりだったようだが、6月の気温ではない。

 以前は30度を超えると話題になっていたが、今は35度を超えないとニュースにはならない。もう少ししたら、40度を超えたら報道される事態となるのだろう。

 そんな暑さの中で、常に長袖で通してきたが、何十年ぶりかで半袖シャツで外出すると、肌の弱い私の腕は炎症を起こして赤く腫れてしまった。悩ましい日々だ。

 それにしても、暑い、暑いと言って過ごしていたら、今日はもう6月末日。明日からは7月、つまり一年の半分が過ぎたこととなる。まさに時間は、矢のように流れていっている。

 そんな今日は、ランチに行った畠瀬本店でとても素敵な女性と出会った。ふ、ふ、ふ、だ。
 一人でカウンター席で食べ終えてコーヒーを飲んでいると、店主さんの友人という方が私の隣に座られた。ご紹介もいただいた。店主さんとの会話で、明日、岡山を離れて京都に行くので、最後に食べに来たと言われていた。

 市民病院にお勤めだったとのことで、話題は病院や看護のこととなった。女性の語り口や笑顔が何とも魅力的だった。もうお会いすることがないと思うと、少しだけ切なくなるくらい魅力的な方だった。

 それにしても、過日「たのたの庵」で、店主さんとご一緒だった女性も、輝くばかりに美しく魅力的な方だった。そして、今日お会いした方といい、畠瀬本店の店主さんのお友達は、みなさん魅力的で、笑顔が輝いている方ばかりだ。そのことを店主さんに伝えると、「類は友を呼ぶのよ」と、にっこりと笑われた。

 今日も、美しい青空が広がっていた。畠瀬本店の中庭に植えられている「合歓の木」が、その青空に向かって伸びて、美しい花を咲かせていた(合歓の木のアップ写真はネットからお借りした、感謝)。

 

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吉本隆明

2011年06月30日 | 読書

 

吉本明著『ひきこもれ』を読んだ、「ひとりの時間」の大切さに共感した

 吉本明;1924年、東京生まれ。東京工業大学卒。詩人、思想家、文芸評論家、日本の戦後思想に大きな影響を与えた。主な著書は、『共同幻想論』、『言語にとって美とは何か』ほか多数。作家吉本ばななは二女。

 私が最近読んだ吉本明著『ひきこもれ ひとりの時間をもつということ』(大和書房)に書かれている「著者紹介」の一部分を抜粋して紹介した。吉本隆明といっても、その作品を読むどころか、名前すら知らない方も少なくないと思う。吉本ばななの方が、今ではよく知られている。

 ところで、私のこのブログを日々訪問していただいているみなさんはとっくに見抜かれているように、私は「浅学非才」だ。とりわけ深い思索など、私には遠い不可能な世界だ。

 そんな私が若い頃に鉄砲届きもせず、何のことやらちんぷんかんぷんではじめの1ページ目で本を投げ出したのが、吉本隆明と埴谷雄高だ。

 それでも退職して時間ができたら挑戦したいと、吉本隆明全著作集や埴谷雄高の『死霊』(全)や作品集を購入して、我が本棚に並べている。しかし、当然ながらと言うべきか、未だ一度も手にすることはない。

 しかし、最新刊の『ひきこもれ』は、語った言葉を文章化しているもので、とてもわかりやすい。我が生涯で、ともあれ吉本隆明の著書を読み通すことができたと喜んでいる私だ。

 そして、その著書の中で、「一人で過ごす時間が『価値』を生み出す」との以下の言葉に深く納得し、共鳴した。

 「ぼくには子どもが二人いますが、子育ての時に気をつけていたのは、ほとんどひとつだけと言っていい。それは『子どもの時間を分断しないようにする』ということです。(中略)勉強している間は邪魔をしてはいけない、というのではない。遊んでいても、ただボーッとしているのであっても、まとまった時間を子どもにもたせることは大事なのです。一人でこもって過ごす時間が『価値』を生むからです」。

 私がカフェで、のんびりゆっくり過ごすのも、「価値を生む」からだと大いに納得し、これからは胸を張ってカフェに行ける、と心強く思った。

 

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