地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

歌舞伎講座

2013年04月03日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

歌舞伎が熱い今、ルネス歌舞伎講座「上村吉弥が魅せます…」に是非ご参加を!

 歌舞伎座開業で、今歌舞伎が湧いている。まさに今、歌舞伎が熱い状態だ。そんな中で、今年で二回目となる「ルネスホール歌舞伎講座」が、いよいよこの7日(日曜日)と迫った。昨年は、歌舞伎トークとともに、女形化粧を愉しんでもらい、歌舞伎とその魅力に出会っていただいた。

 二回目の今年は、新生歌舞伎座の開業に合わせて、歌舞伎の今とこれから、そして歌舞伎の魅力と愉しみ方を、現役俳優である上村吉弥さんに語っていただく。そしてまた、今年は「素踊り」、そして「つけ(音)をつけての歌舞伎の所作」をお楽しみいただくこととしている。目の前で広がる日本を代表する伝統芸能である歌舞伎の世界を、是非とも体で感じて堪能していただきたい。

 4月7日の当日は、出演俳優さんたちの直筆サイン色紙等が当たる豪華抽選会がある。また、フォトセッションを予定している。カメラをお忘れなく。なお、チケットは前売りが格安だ。事務局へのお電話、もしくはこのブログでも前売り料金での予約を受け付ける。よろしくお願いしたい。

ルネスホール歌舞伎講座PART2
「上村吉弥が魅せます 歌舞伎の魅力と愉しみ方」
 *日 時  年4月7日(日)14時開演(13時30分開場)
 *会 場  ルネスホール(旧日銀跡)
 *出 演  上村吉弥丈、上村純弥丈、上村吉太朗丈、狂言方
 *内 容  歌舞伎トーク、素踊り、つけ(音)をつけての所作
 *参加費  2500円(前売り・2000円)

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「お祭り」

2013年04月03日 | 歌舞伎・演劇・バレー

新生歌舞伎座が開業した、故勘三郎さん孫も登場し「中村屋!」と場内大歓声だ

 昨日2日、3年ぶりに復活した東京・銀座の新生歌舞伎座で、こけら落とし公演が始まった。「第1部の中幕は「十八世中村勘三郎に捧(ささ)ぐ」と副題のつけられた「お祭り」。昨年12月に亡くなった勘三郎さんの盟友の坂東三津五郎さんの鳶頭(とびがしら)、義弟の中村福助さんの芸者を筆頭に、若手俳優が、存命ならば勘三郎さんが演じるはずであった舞踊を粋に踊った」との報道がある。その舞台には、故勘三郎さんりお孫さんも登場し、「中村屋!」と場内大歓声だったとの報道もある。

 ところで、この「お祭り」は、中村勘三郎さんにとって、格別縁のある演目だ。故勘三郎さんの先代(お父様)が病気から復活した時に演じて、その際の「観客席からの『待ってました!』の声に感極まり、涙で顔をグシャグシャにしながらアドリブで『待っていたとはありがてぇ!』と言い、それがその後、そのままこの演目の定番になった」とも言われている。

 

 そして故勘三郎さんや片岡仁左衛門さんも体調不良から復活した際に、この「お祭り」を演じて、変わらず「待ってました!」に迎えられ、「待っていたとはありがてぇ!と応じている」。

 そんな話題を乗せて、新生歌舞伎座はスタートしている。昨日の「NHKニュース9」は、冒頭で歌舞伎座から生中継していた。そして「勧進帳」の松たか子の父・松本幸四郎演じる弁慶の飛び六法の場面を、まさに生中継した。珍しいことだ。そしてまた、同じNHK「クローズアップ現代」では、「歌舞伎新時代」として歌舞伎を取り上げていた。

 まさに今、歌舞伎が熱い状態だ。今日も、歌舞伎座は賑わっていることだろう。東銀座の地下鉄の駅も、歌舞伎色に染められているとも聞く。そんな新生歌舞伎座を早く観たいと、心が弾んでいる。

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芸人の肖像

2013年04月03日 | 読書

 

小沢昭一著『芸人の肖像』を読んだ、「しっかり生きろ」と叱咤激励された思い

 昨日は雨が降った。今週には気温が20度になるとの予報もある。既に、キューリやなすびの苗も出回っている。のんびりしていたら、お野菜を植える季節到来だ。少しだけ焦る気持ちになっている。

 さて、小沢昭一著『芸人の肖像』(筑摩書房親書)を読んだ。この人は、もっともっと元気で活躍していて欲しかった方だ。最後に生の公演を魅せていただいてのは、いつだろうか。あの素晴らしい話芸に加えて、まさにプロと言えるハーモニカの演奏も楽しませていただいた。

 しかし、その小沢昭一は今はもう鬼籍に入ってしまっている。寂しい。そんな小沢昭一の死後に編集・出版されたのが、『芸人の肖像』だ。この本の「本書刊行にあたって」にはその経過が書いてある。「生前に企画が決定し、小沢氏が体調を崩されてからは、小沢氏に報告しつつ、小沢事務所と打ち合わせをしてきた」とある。

 「写真館の長男として生まれ、カメラの親しんで育った小沢昭一。芸能者として迷い、芸能の根源を訪ね歩くようになった頃、旅には常にカメラがあった」(『芸人の肖像』 扉より)

 その膨大な写真には全国各地の芸能が演じられる風景とともに、萬歳、神楽、浪花節、落語、寄席の色物、モノ売り、流し相撲、幇間、踊り子、ストリッパー、見物小屋、猿回し…、等々の芸能者が写っている。

 「『芸人の肖像』 扉」には、「実演者である著者が、芸をもって生きるしかない『クロウト』たちに寄り添い、見つめる視線。貴重な記録」と書かれている。まさに素晴らしい記録だ。心して文章を読み、深く写真を眺めた。私も、しっかりと生きていかなければと、叱咤激励された思いだ。それにしても、惜しい人を亡くした。これからの時代には、小沢昭一や永六輔(当然まだご存命で活躍中)のような方の存在がとても大切だと痛感する日々だ。

コメント (2)
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