映画「飢餓海峡」などの俳優・三国連太郎さんがご逝去、切ないし寂しい
映画「飢餓海峡」「復讐するは我にあり」や、「釣りバカ日誌」のスーさんなどで知られる俳優、三国連太郎さんが昨日亡くなられたと発表された。「90歳」とのことではいつかは永久の旅立ちをされるのが定めとは言え、名優が消え去られるのはいささか切ないし寂しい。
ご子息の佐藤浩市が談話として、「『戒名もいらない。散骨して誰にも知らせるな。三國連太郎のままでいく』と言っていた。三國連太郎のまま逝きたかったんだな。本当にあの人三國連太郎できたんだな。役者として生きてきたのだなと。その孤高さを貫きながら芝居に関わってきたということが死に顔を見て感じました」と語っている。
三國連太郎の死を悼んで、我が書棚にある『生きざま死にざま』(KKベストセラーズ刊)などの著作を読み返してみようと思う。また、山田洋次監督作品の「息子」も追悼で、テレビで上映されるようなので、見直そうとも思う。重ねて、名優三國連太郎のご逝去に対して、心からの哀悼の意を表す。
春霞がかかる瀬戸内の海、そんな昨日は「瀬戸内国際芸術祭」で心癒やした
3月20日から開幕したトリエンナーレ形式で開催される「瀬戸内国際芸術祭」。その二回目の今回は、春、夏、秋のスリーシーズンでの開催となっているが、私はそのパスポートを購入している。バタバタして過ごしていたら、春シーズンは、もう来週の21日(日)の閉幕が迫った。
その「瀬戸内国際芸術祭 2013」に、やっと昨日行った。何処に行くかは、全て友人に任せた。結論的には春シーズンのみの開催となっている「万葉の島」として知られる沙弥島と、せっかく瀬戸大橋を渡るのでと「桃太郎伝説の鬼ヶ島」といわれる女木島に渡った。
ちょうど岡山に帰り着く頃に一雨あったが、とりわけ午後は暖かく春霞のかかるお天気だった。まさに、天候に恵まれた。欲を言えばだが、瀬戸内の海の美しさを感じられる青空が広がってくれたらと思ったりもした。欲を言えば、だ。
それにしても、先週の日曜日・7日は「上村吉弥が魅せます 歌舞伎の魅力と愉しみ方」のSTAFF。そして水・木と上京し、その翌日は映画。そして一昨日の土曜日はお仕事(来年度の方針討議)と続き、そして昨日の「瀬戸内国際芸術祭」行でいささかに疲れた。そこで、沙美島と女木島での模様は、また後日報告させていただく。東京行きの報告も残しており、読んだ本の感想も書いておきたいのだが体がついていかない。とりあえずは、今日はここまでとさせていただく。乞う、ご了承。