やっとジャガイモもアシタバも芽を出してくれた、葉物野菜も育ってくれている
東京での二日間は、とても暖かかった。そんな季節であり、我が畑のお野菜たちも、素人園芸でお手入れなどもしていないのに、それなりに成長してくれている。
今朝も畑を見て回るに、少し前からジャガイモもアシタバも芽を出してくれている。エンドウやイチゴは、これまた少しだけ花をつけてくれている。ホーレンソウを始めとする葉物野菜なども育ってくれている。また、ケールもしっかりと育ってくれている。今から収穫が楽しみだ。収穫と言えば、早生のタマネギは来月にも収穫できるだろう。ワクワク、だ。
そして、今年の春はサンチェやサニーレタスなどを種から育てたので、いささかたくさん育ちすぎている。食べきれるだろうかといらぬ心配をしたりもしている。今は、この二つは昨年秋のものをしっかりと楽しませてもらっている。
そうした中で、昨日の日中の暖かさに誘われて、「遊び回ってばかりしていてはいけませんよ」と野菜畑からお叱りの声が聞こえてきたので、昨日は頑張ってキューリ、なすび、そしてトマトの第一陣を植えた。
そうしたなかで、今悩んでいるのは、ジャガイモの芽が出たの半分以下だし、エンドウの花も少しだけしか咲いていない。まさに、我が人生と一緒で、「芽が出ないし花も咲かない」。悩ましい。
なお、お野菜の写真は全てネットから借用。早く自分で育てたお野菜の写真を貼りたいと思うのだが、お粗末な育ちなので、とても使えない。友人などへお裾分けすら恥ずかしくてできない始末。でも、いつかは「どうぞ食べてみて」と言える日が来ると信じて猫の額程の畑を頑張っている。
歌舞伎座開業人気で賑わう銀座周辺、幸四郎の「飛び六法」に魅了された
「いつ行くか、今でしょう」とばかりに、新生歌舞伎座に行った。しかし、この歌舞伎座行もなかなか書けなかった。理由は、松たか子の場合とは異なる。何しろたくさんありすぎて何を書く困ったからだが、とりあえずメモ的に報告しておく。
今月から6月までは三部制での公演だが、いつもお世話になっている松島屋さん(片岡我當丈)の舞台を観ることとした。第三部の演目は、仁左衛門&吉右衛門の「盛綱陣屋」、そして幸四郎と菊五郎の「勧進帳」という豪華演目で、歌舞伎の魅力を堪能した。
さて、地下鉄東銀座駅には、歌舞伎グッズの販売のお店がオープンしていて(東京駅地下でも歌舞伎グッズが販売されていた)、大変な賑わいだった。もちろん歌舞伎座前では、みなさんカメラを向けられていた。歩くのさえ困難な程の賑わいだ。私が愛用している鳩居堂の絵はがきは、歌舞伎の絵柄がたくさん作成されていた。どこもかしこも歌舞伎座開業、銀座周辺はそんな感じだった。
一歩歌舞伎座に足を踏み入れると、まだジュウタンが柔らかく、少しだけ足がへこむ感じすらした。幕間では4種類の緞帳のご披露もあった。もちろん、グッズ売り場は、大変な賑わいだ。みなさん、お土産をたくさん購入されていた。賑わいと言えば、歌舞伎座屋上庭園も、たくさんの方が見学されていた。
そして、嬉しいのは座席は以前より広くなっていたことだ。お席に座られている方がいても、ずいぶんと楽に前を通れるようになった。広くなったと言えば、楽屋へご挨拶にも行かせていただいたが、楽屋も楽屋の廊下もずいぶんと広くなっていた。昨年11月に開催した「備前おかやま松竹大歌舞伎」でお世話になった笹川さんや工藤さん(歌舞伎座でご案内役を務めていた)ともお会いした。
さて舞台だが、開業初日の歌舞伎座の舞台は、「勧進帳」の最後の場面・松たか子のお父さんの松本幸四郎分する弁慶の「飛び六法」を、NHKテレビ「ニュース9」では生放送された。その「飛び六法」を花道横「6列7番」というとてもいいお席で楽しむことができた。
6月までの歌舞伎座公演は、まさにプラチナチケットの賑わいだが、その後がどうなるかと心配している。日本を代表する代表芸能でありながら、生の歌舞伎の舞台を見た人は10%以下という声すら聞く。一人でも多くの人が歌舞伎を楽しんで欲しいと願う。