司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

ADR

2004-06-13 15:51:52 | 司法書士(改正不動産登記法等)
 昨日、大津市にて近畿司法書士会連合会の定時総会が開催された。私も評議員として出席。「対話調停センター設置運営規則」を制定、対話促進型ADRの設置運営に乗り出すことになった。
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たばこ訴訟

2004-06-13 15:38:56 | いろいろ
 神奈川県のある司法書士が、升席での受働喫煙をめぐって相撲協会に対して損害賠償請求訴訟を提起したとのこと。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040611/20040611a4900.html

 健康増進法施行以来、禁煙に踏み切るところが増えており、京都地方法務局も全館禁煙である。京都地方裁判所は数年前に庁舎を新築した際に喫煙室を設けているためか、「分煙」を継続中。京都司法書士会館は一応喫煙スペースを設けてはいるものの、分煙設備があるわけでもなく、「時代遅れ」の感あり。私は断煙して3年ほど経過したが、かつてはチェーンスモーカーとして名を馳せていたこともあり、愛煙家に理解を示し過ぎるきらいがある。しかし、最近は「シックハウス症候群」のさらに上を行く「化学物質過敏症」(たとえば、新品の教科書のインクの臭いで気分が悪くなり、授業を受けられない児童すらいる)の方が増えており、たばこの残り香すら苦痛この上ないとのことで、やはり配慮が必要であろう。

 なお、タバコ訴訟を法社会学的に分析したものとして、棚瀬孝雄京都大学教授編著「タバコ訴訟の法社会学」(世界思想社)がある。また、早川武夫著「アメリカ法の最前線」(日本評論社)も参考となろう。
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