大阪地裁の破産管財事件(少額管財を含む。)申立から司法書士がとうとう締め出されたそうだ。すなわち、大阪では司法書士の関与は同時廃止事件の申立に限定されることになる。
6月頃そういう兆しについて小耳に挟みんでいたが、やはりというのか・・・。
これまでの大阪地裁の運用は京都にとってはモデルケースであり、京都地裁は大阪地裁に倣うべし、だったのが、肝腎の大阪地裁が逆行するようでは困ったもの。しかし、これはもちろん司法書士の側にも責任がある。プロとして要求されるレベルを充たしていないと判断されているのであろうから。もちろん相応のレベルの事件処理をしている司法書士も多いのだが、玉石混交というか、ばらつきが激しいのが実情である。簡裁訴訟代理関係業務の認定を得て、多重債務事件にも手を拡げようとする者が急増し、その傾向が顕著となっているのであろう。裁判所としても、数多の事件を抱え、適正かつ迅速に処理したいところで、精査されていない中途半端な申立書類が提出されたら、それこそ「かなわん」ということなのであろう。東京地裁は数年前から司法書士を事実上締め出している先駆者であるが、その運用が全国に蔓延するのであろうか(一説には、大都市は弁護士の数が多いための政治的配慮であるともいわれているが、どうであろう。)?そうならないように、より精緻な事件処理を心掛けねばならない。
6月頃そういう兆しについて小耳に挟みんでいたが、やはりというのか・・・。
これまでの大阪地裁の運用は京都にとってはモデルケースであり、京都地裁は大阪地裁に倣うべし、だったのが、肝腎の大阪地裁が逆行するようでは困ったもの。しかし、これはもちろん司法書士の側にも責任がある。プロとして要求されるレベルを充たしていないと判断されているのであろうから。もちろん相応のレベルの事件処理をしている司法書士も多いのだが、玉石混交というか、ばらつきが激しいのが実情である。簡裁訴訟代理関係業務の認定を得て、多重債務事件にも手を拡げようとする者が急増し、その傾向が顕著となっているのであろう。裁判所としても、数多の事件を抱え、適正かつ迅速に処理したいところで、精査されていない中途半端な申立書類が提出されたら、それこそ「かなわん」ということなのであろう。東京地裁は数年前から司法書士を事実上締め出している先駆者であるが、その運用が全国に蔓延するのであろうか(一説には、大都市は弁護士の数が多いための政治的配慮であるともいわれているが、どうであろう。)?そうならないように、より精緻な事件処理を心掛けねばならない。