振込め詐欺の架空会社の本店は司法書士会館!?

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060902022940.html

　振込め詐欺の架空会社の本店が、東京の司法書士会館の一室だという。けしからん話であるが、正常に事業を営むつもりのない架空会社であれば、どこに本店を置こうと規制はないのである。皇居だろうと、甲子園球場であろうと。

　ただし、電磁的公正証書原本不実記録罪（刑法第１５７条第１項）が成立するのはもちろんである。

株主提案、過去最多

http://www.asahi.com/business/update/0609/TKY200706090279.html

　株主提案が過去最多。株主に対する配当金の増額要求、取締役の選任や解任の提案、役員報酬の個別開示を求める要求等である。

　ちなみに、日本司法書士会連合会の定時総会が、６月２１日（木）、２２日（金）の両日開催されるが、例年「組織員提案」が数多なされている。今年は、どうなることやら。なお、過去に承認可決されたものは、下記のとおり。

ｃｆ．　日司連「総会決議」
http://www.shiho-shoshi.or.jp/web/activities/opinion/resolution.html

中間省略登記問題、省令改正のパブコメ

宅地建物取引業法施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメントの募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=155070112&OBJCD=&GROUP

　２００７年７月７日まで。

「京都の老舗に伝わる教えと経営者倫理」

　京都中小企業ＣＳＲ研究会編「京都の老舗に伝わる教えと経営者倫理」が、このほど刊行された。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007060800025&genre=B1&area=K10

　同研究会は、服部教授を中心に、京都の税理士さんらがＣＳＲを研究するもの。創業から１００年以上存続している企業からの聞取り調査をもとにまとめられたそうである。既に拝見したが、興味深い内容であり、お薦め。