「限定責任信託登記規則案」に関する意見募集 by 法務省
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=300080015&OBJCD=&GROUP=
現行法における信託では、原則として信託に関して生じた債権については受託者の固有財産と信託財産がともに責任財産となるものとされているが、改正法では、限定責任信託の定め及び登記をすることにより、信託財産のみを責任財産とできることになる(改正後信託法第216条以下)。
信託事務に関する取引から生じた債務について、受託者が無限責任を負うという原則は、受託者にとって大きな負担であるとの声が実務界にあったことから、その責任が信託財産に限定される制度が創設されたものである。
本規則は、限定責任信託の登記の取扱手続を定めるために制定されるものである。意見募集は、2007年7月19日まで。