1974年に字幕を書いて日本映画の上映会を開き始めたと先日書いたが、第1回は寅さん「男はつらいよ」で、第2回は熊井啓監督の「朝焼けの詩」だった。
せりふは、寅さんのはあったが、朝焼けの詩はなかったので、熊井啓監督に手紙を書いたら台本を送ってきてくれた…あの台本はどこへ行ったんだろう?
関根恵子の全裸ヌードばかりが騒がれた映画だったような気がする。
朝やけの詩 (1973/日)
[Drama]
製作 | 佐藤正之 / 椎野英之 |
監督 | 熊井啓 |
脚本 | 山内久 / 桂明子 / 熊井啓 |
撮影 | 岡崎宏三 |
美術 | 坂口武玄 |
音楽 | |
出演 | 仲代達矢 / 北大路欣也 / 関根恵子 / 佐分利信 / 松本克平 / 高林由紀子 / 信欣三 / 近藤洋介 / 橋本功 / 永井智雄 / 浜田寅彦 / 稲葉義男 / 村瀬幸子 |
あらすじ | 信州高原の或る開拓村で作蔵(仲代達矢)は戦後から入植し営々と農耕地作りに血と汗を流してきたが、一帯にレジャーランド建設を画策するアポロ観光の手が伸びてきたのだ。彼等は農民達に言葉巧みに高額品を掛けで売り、払えないとなれば土地を吐き出させるのであった。アポロ観光の社長の神山(近藤洋介)は土地の有力者の稲城(佐分利信)と裏で結託し計画をすすめて行く。作蔵の娘の春子(関根恵子)の愛人の朝夫(北大路欣也)は稲城の謀略に反発したが、実は稲城が自分の叔父だと知り愕然とする…。熊井啓の監督第6作。 |