まあ、そうでしょうね。きちんと手続きをしたものはだめで、何にもしなかった人だけが救済されるなんてのは…納得する人はいないでしょう。ただし、できなかったのと、やらなかったのを見分けることもまた難しい。
もともとは、主婦は年金をかけなくてもいい…という政策が間違ってたの?(以下は、朝日の記事)
主婦年金救済、見直しへ 批判受け厚労相が一時停止表明
2011年2月25日5時3分
国民年金に切り替えなかった専業主婦の救済策が見直されることになった。必要な保険料を納めなくても年金が支給されることに、反発が強まったため。細川律夫厚生労働相は24日の衆院予算委員会で、救済策の一時停止を表明。厚労省は3月初めにも、新たな対応策をまとめる。
この救済策は今年1月に開始。ただ、正直に国民年金に切り替えた人は未納分が救済されず、年金を減額される可能性もあることから、不公平だという指摘があった。
細川厚労相は24日の衆院予算委で、救済策について「手続きはすべて留保する。次回の(総務省の)年金業務監視委員会の結論を踏まえ、今後の取り扱いを決めたい」と述べた。自民党の鴨下一郎氏の質問に対する答弁。全国の年金事務所では、引き続き救済の申し出は受けるが、可否の判断は保留する。
1月30日までに2331人が救済の適用を受けたが、いずれもまだ年金を受けていないため、厚労省は見直しすことが可能と判断。来月8日に予定されている年金記録回復委員会に、新たな対応策を示す方針を固めた。
救済策を批判している年金業務監視委員会は、今月28日の会合で、片山善博総務相に見直しを求める意見を出す考えだ。片山総務相は24日の衆院予算委で「監視委員会の結論を踏まえ、厚労省と結論を出したい」と述べ、細川厚労相と協議する考えを示した。