今日の新聞に11日公開の『太平洋の軌跡』 主演の竹野内豊と平山監督のインタビュー記事が中国新聞に掲載された。「太平洋戦争の激戦地サイパン島で米軍をほんろうした日本兵・大場栄大尉の実話に基づく戦争映画」
この映画を「大和魂を呼び覚ましてくれそうな予感…」なんて書いているブログもあったが、ロケ地のタイは連日40度近い猛暑で、竹内さんは約2ヵ月間に体重が約5キロ落ちたという。
「薬 役に出合えなかったら、戦争そのものに向き合うこともなかった。戦争を忘れてはいけない。そう思い知らされた」と語っている。
第二次大戦での日本軍の戦死者は240万人と言われる。そのうちの9割は最後の1年間になくなり、そしてその多くが餓死であったとのこと。
天皇が「やめよう、降伏しよう」といっておればこれだけの人たちは死ななくて済んだ。もちろんヒロシマやナガサキの悲劇も。
日本軍がいいことをしたか、悪いことをしたか…大和魂がどうこう という以前に、軍隊とは、戦争とは…。
「映画「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男」
2/16(水)~17(木)には、日本語字幕付きの上映があるそうだ