囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

「願い」を歌にのせて

2012-09-03 20:34:40 | うたごえ
今日は、「所沢うたごえ喫茶」の例会でした。暑く、天気が不安定の中、60人以上の方が参加してくれました。

このうたごえ喫茶は、年金者組合所沢支部と新日本婦人の会けやきコーラスが協賛しています。実行委委員会などの主な裏方をこれらの人たちが担っています。
そんなこともあり、受付には、宣伝のしおりなども置いています。



勿論、強制的に配ったりせず、関心のある方に自発的に持ち帰ってもらいます。

今日も30曲近く歌いました。その中では日本の民謡も歌いました。写真は、「ソーラン節」の歌に合せて踊る男性です。



その踊りが見事なので拍手喝采でした。

今日は「ねがい」といううたも歌いました。「この歌を知らない方は?」と司会者が質問したところ、半数以上の方が知りませんでした。

今の国同士、民族同士の争いが絶えない時代に、ぜひみんなに歌って欲しい歌ですので、以下に歌詞を紹介します。

ねがい

1
もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルではなく 本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
きみは戦うことを やめるだろう

2
もしもこの地上に 響きあうものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに 囚われないで
人は自由の歌を うたうだろう

3
もしもこの足下に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

4
もしもひとつだけ ねがい 叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
このねがい叶うまで 人類(わたしたち)は
歩みつづけることを やめないだろう

 2002年3月8日。卒業式を2日後にひかえた広島市の大州中学校では、3年生170名がファイナルコンサートを開催しました。3年生は、3年間行ってきた様々な表現活動のしめくくりとして、平和をメインテーマに13曲の学年合唱を体育館に響かせ、在校生に文化を残しました。そこで歌われた合唱曲のひとつは、大州中学校と広島合唱団の交流から生まれたものです。その曲の詞は、生徒が作った平和宣言に、映画[カンダハール」モフセン=マフマルバフ監督のメッセージが加えられたものです。21世紀、ヒロシマの中学生の平和のための小さな活動、これが今、「ねがい」という曲になったのです。
………「ヒロシマから発信する平和」より………



参加された皆さんが、このうたごえ喫茶で元気をもらい、平和への気持ちを歌に託して歌い、みんなが小さなアクションを起こせればいいなと思いながら今日も裏方を努めました。

コメント
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