囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

何が本物?

2012-09-19 20:23:22 | 囲碁きちのつぶやき
私は、漫画を読みません。でも、新聞や新聞の週刊誌の広告を見ていて、「小林よしのり」という人の名前は知っていました。
週刊誌の見出しなどに小林よしのりの「ゴーマニズム」の題字などをみて、典型的な「右翼」の人だと思って、その考え方にあまり興味を覚えませんでした。
先日、東京新聞夕刊でこんな記事を見ました。



その中に「なるほど!」と思うものを感じました。『ゴーマニズム宣言 SPECIAL 脱原発論』の記事です。

この中で「自称保守を名乗る人が”脱原発論は左翼思想だ”・・・”脱原発デモを売国奴だ、国賊だ”と決め付ける人がいるのはおかしいと語っています。
そして、「わしも”脱原発”を主張して以来、”国賊”呼ばわりしている」と語っています。

彼は、保守を名乗る人たちが「美しい国土を守ろう!とか、子孫の代まで国家の繁栄を守ろう というのであれば、10万年後まで核廃棄物を押し付ける原発には、保守こそ反対を唱えなければおかしいのです」と主張しています。自分でも”保守”を自認している人の発言だけに驚き、彼の方が行っていることの方が、正論ではないかと思いました。

その上で、「原発が動かないと電力不足になる」「原発がないと経済が立ち行かない」などの原発推進論者の嘘を暴いているようです。

民主党政権が、原発ゼロ政策を大きく後退させ、自民党の総裁候補がこぞって原発政策を容認する中、小林よしのりの”脱原発論”は一読の価値があるように思いました。
コメント
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