「能率」を日々の生活の中に活かすことにより、より充実した人生を送ることができます。
これは、能率学者上野陽一(1883年~1957年)が100年前に提唱したものです。
ムリ・ムダ・ムラをなくすことにより、時間やお金を節約し、それを趣味や社会貢献や家族サービスに使う。
能率、能率でせわしない生活を送るのではなく、空いた時間や節約したお金で自分の好きなことをする。
まさにワークライフバランスだと思います。
上野陽一は、「生物は成長期の5倍生きる。とすれば、人間は125歳まで生きることができる」と述べています。
昨日のニュースでは、世界最長寿の米国の女性が115歳で亡くなり、日本人の男性が最長寿になったとのことです。
20歳までを成長期とすれば、節制の中でふつうに100歳まで生きられるかもしれません。
また、上野陽一は、人生を三期に分けて説明を加えます。
第一期「厄介時代」出生~25歳・・・社会・隣人・家族等からの借金
第二期「独立時代」26歳~50歳・・・社会・隣人・家族等への貢献
第三期「報恩時代」50歳~・・・社会・隣人・家族等への恩返し
自分自身、いい年になりますが、いまだに厄介時代のような感じもします(笑)。
人生を四半世紀ごとに説明するところなど、まさに能率学者だと思います。