能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

韓国ビジネスパースン 対 日本ビジネスパースン・・・がんばれ!ニッポンの若きビジネスパースン!

2012年08月28日 | 社会・経済

先月の日経新聞に、サムソンやLG電子の社員の記事がで出ていました。


サムソンやLG電子の日本法人にいる若手ビジネスパースン。

早朝から目いっぱい働き、午前様まで働く・・・帰宅後は社内のeラーニングでマネジメントや語学を学ぶ・・・そういった記事でした。

昭和30~40年代の日本のエリート商社マンのような生活を送っています。

韓国では、「スペック」というらしいのですが、学歴、留学歴、語学力などによりビジネスパースンの価値が決まるとのこと。

激烈な受験戦争に勝ち抜き、サムソンやLG電子に入社。

選び抜かれたエリートたちが命をかけて仕事に打ち込む・・・本当にスゴい世界だと思います。


ひるがえって日本の若者。

勉強はテキトー、慣れない海外には行きたくない、ワークライフバランスのとれたゆとりある生活が第一、リスクは絶対とらない・・・。


この両者がガチンコで戦った場合の結果は、語らずもがなです。


経済成長著しい韓国、中国・・・。

そこの選ばれし若者はハングリーで、リスクを取ってでもチャレンジしていく気質、育ててもらった両親に孝行するために必死で仕事に取り組んでいるようです。

もちろん成功する者だけではなく、脱落し悲嘆にくれる人たちも多数いるようで、自殺数は日本の比ではないそうです。


年を重ねると「今の若いのは・・・」「昔は違った」といったフレーズは、古代ギリシャの時代から変わらないようですが、それにしても国際競争という観点からするとニッポンがアドバンテージをとれない主因が若者のパワーにあると思います。


もちろん仕事だけが人生の幸福を約束するものではありません。


しかしながら、仕事で勝ち抜くという努力は、その人の持つ能力、ポテンシャルを最大限に引き出す力があると思います。


アジアの中の日本・・・その環境や情勢を意識して学び、働く姿勢を10代のうちから体得しなければならない時代に入ったのではないかと思う、今日この頃です。

がんばれ!ニッポンの若きビジネスパースン!


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