能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

東京・大手町&丸の内・・・ニッポンのビジネスエリートが切磋琢磨するビジネスタウン・・・テッペンは遠い

2016年12月10日 | まち歩き

大手町で仕事・・・。

この街に訪れるたびに、様々なことが脳裏に浮かびます。

東京・大手町&丸の内・・・ニッポンのビジネスエリートが切磋琢磨するビジネスタウンです。

三菱グループ、三井グループなど、日の丸ニッポンを代表する企業が集積しています。

メガバンク、総合商社、巨大メーカー・・・。

旧財閥系の大企業が軒を連ねます。

高い偏差値を持ったビジネスエリートたちが、日々切磋琢磨する街。

こんなビジネスタウンで仕事したくありません(笑)。

目指すは、ボードメンバー・・・取締役。

黒塗り、個室、秘書・・・ビジネスパースンの憧れです。

でも、テッペンは遠い・・・。

途中で、出向、転籍になったり、左遷されたり・・・。

ビジネスエリートの人生は、悲喜こもごも・・・。

運もタイミングも巡り合わせも影響します。

これは、霞が関だって、永田町だって同じです。

トップマネジメントにたどり着くのは、ほんの一握り。

ニッポンの会社では、最後の最後まで、「あなたは総合職・・・社長にまで行けるかもしれません」と言われ、50歳くらいまで全生活、全人生を賭けたビシネスパースン・スゴロクが展開されます。

大手町や丸の内の高層ビル群を見るたびに、そこで戦うジャパニーズ・ビジネスパースンの姿がオーバーラップします。

黒塗り、個室、秘書・・・を目指して・・・。

個人的には、トップに上り詰めたエグゼクティブより、圧倒的多数派である途中で無念に倒れた負け組ビジネスパースンに人間味を感じます。

無念にも出世、栄達できなかった大手町、丸の内のビジネスパースンの屍(しかばね)たちに、に黙とうです。

合掌。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする