能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

リア充からソロ充へ ぼっちからソロ充へ 若者たちの思考パターン、行動パターンが変わりつつあるようです

2016年12月21日 | マーケティング
若い人と飲み会をやると、彼彼女たちの思考パターン、行動パターンの一端を知ることができます。

今の30歳代くらいまでは、ニッポンのバブル経済を知らない世代。
生まれた時から、浮世の経済生活を経験したことのないジェネレーションです。

クルマを買わない、マンションも買わない、ブランド品もいらない・・・
「車なんていりません。カーシェアやレンタカーでいいじゃないですか?」
「35年ローンなんて組みたくないですよ。今からどうなるか分からないし、地震で壊れるかもしれないし・・・」
なるほど、なかなか堅実です。

そうかと思えば、
「今回のボーナスで、自転車を買ったんですよ。」
「いくら?」
「55万円です。よく走りますよ。」
「???」
おじさん世代とは、まったく異なる価値観です・・・笑。


そんな彼彼女たちが、はまっているのが「ソロ充」。

今まで、「リア充」という言葉がありました。
リアル(現実)が充実している意味です。
バリバリとキャリア、スキルを磨き、組織の中でも成果を上げていく・・・
流行りのお店で流行りのディナー、ランチを食し、週末はパーティ・・・
パリピ(パーティ・ピープル)として豊かな人脈、交友関係を醸成し、SNSにアップする・・・

その反対が、「ぼっち」。
ひとりぼっち・・・ということだそうです。
彼彼女がいない、友達がいない、仕事もイマイチ・・・。
ちょっと嘲笑気味に使われているようです。
オタク、変わり者といったニュアンスもあるようです。
ちょっと悲しい・・・笑。


そして、今回知ったのが、「ソロ充」(笑)。
ソロ(個人)が充実しているという意味だそうです。
先日、ニュースを見ていると「20歳代の7割が、休日、家で過ごす」というのを見て驚きました。
ソロ充・・・
一人でも、読書や一人旅、映画、団体行動をやめる、社会のしがらみから逃げる、むれない・・・といった行動パターンが特徴のようです。
個人生活を充実させて、自分の人生を生きたいということだと思います。
SNS疲れが広がっていますが、自分に帰る、自分を取り戻すというトレンドがあるように思います。

自省、内省、リフレクション・・・。
いいことだと思います。

ただ、社会参加、ソーシャルといった、世のため人のため活動も大切です。
リア充からソロ充へ・・・ぼっちからソロ充へ 若者たちの思考パターン、行動パターンが変わりつつあるようです。

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