夕凪の街 桜の国2018 ＮＨＫドラマに感動！常盤貴子さん、橋爪功さんの名演技 広島、いいなあ！

ネットのニュースによると、８月６日の朝、広島の平和式典を放送したのは、ＮＨＫのみ。

日テレ、ＴＢＳ、ＣＸ、テレ朝は、ボクシング連盟の会長の特集・・・。
何だかなあ。

ヒロシマより、視聴率がとれるトピックスを取りあげたんでしょうね。

2016年にヒロシマを訪れて感動的なスピーチをしたオバマ大統領・・・2017年、ノルウェーでノーベル平和賞を受賞したＮＧＯ団体「ＩＣＡＮ」。
そんなことは、どうでもいいんでしょうね。

そういえば、カンニング竹山さんも怒っていました・・・西日本７月豪雨災害が民間キー局にあまり取り上げられていないと・・・。
200人以上の人が亡くなり、未だに6名の行方不明者がいる1か月前の豪雨災害・・・首都圏では、すでに過去のことです。
マスゴミとは、所詮そんなものなんでしょうね。
昔、テレビの仕事をしていた人間として、本当に残念です。

８６・・・８月６日。
広島に暮らす人間は、仕事の後も、飲み屋で一杯は×です。
７３年前、ここで、１４万人に人たちが亡くなったのですから・・・。

とっとと帰宅して見たのがＮＨＫのドラマ。
通常、ニュースかカープの中継しか見ないのですが、今日は特別。
ＮＨＫの特別ドラマ「夕凪の街　桜の国2018」を見ました。

 

ＮＨＫ広島放送局開局９０周年の記念番組。
常盤貴子さん、橋爪功さんの名演技が光りました。
広島市でのロケも、なかなか良かったです。

ヒバクシャ・・・このドラマのキーワードです。

ちょっぴり、感動しました。

広島弁も、なかなかの出来栄え。

今、ＴＢＳ日曜ドラマで高視聴率を取っている「この世界の片隅に」で取り上げられている広島・呉とオーバーラップします。

やっばり、広島、いいなあ。

住みやすいよなあ。

人間らしくやりたいなあ。人間なんだからなあ。

ヒロシマを改めて考えた８月６日でした。

ヒロシマ原爆の日 73年前の惨劇 ８時15分、1分間の黙とうを捧げます 過ちを繰り返さないために

先日、東京在住の方と話をしていた時、その人が８月６日に何があったかを知らないということに、愕然としました。

時間の経過は、ファクトを風化させていくんですね。

語り継いでいかなければなりません。

１９４５年（昭和20年）午前８時15分。

 

Ｂ２９エノラゲイ号が投下された一発の原子爆弾は、一瞬の間に14万人の市民の生命を、この世から消し去りました。
広島市民、アジアの人たち、米国人捕虜まで・・・。

そして、今でも放射能による被害で苦しむ人たちがいます。

 

 

８時15分、1分間の黙とうを捧げようと思います・・・。

８月６日、ヒロシマには世界中から、たくさんの人が訪れます。

普通の市民、政治団体、宗教団体、労働組合、ＮＧＯやＮＰＯなど様々です。

 

 

 

 

 

哲学者ハンナ・アーレントは、人類史の中で、ガリレオの天体望遠鏡の発明と広島への原爆投下を人類の転機として位置付けています。

哲学と科学、フロネシス（思慮）とテクネー（技術）が切り離された現代、一度踏み入れた道は最後の最後まで突き進むという事態になっています。

今では、世界中の人類を何度でも絶滅させることの出来る核兵器が、世界のいたるところに配置されています。
日本の平和・・・本当にありがたいことです。
シリアやアフリカでは、内戦や紛争が未だに繰り広げられています。

 

 

 

もう、祈ることしかないのか？

オバマ前大統領による2016年のヒロシマスピーチ、去年ノーベル平和賞を受賞した国際ＮＧＯ・ＩＣＡＮ・・・人類の英知は、まだまだ捨てたものではないと思います。