週末、恒例の放送大学の単位認定試験を受けてきました。
半年に一回のお約束です。
今回は、「現代の危機と哲学」。
東北大学の森一郎教授が担当されている講座。
ニーチェ、ヤスパース、ハイデカー、ハンナ・アーレントを通じて、
9.11や3.11の歴史的意味をあぶりだしていこうという取り組みです。
アリストテレスのニコマコス倫理学を復習することが出来て、とっても楽しい学習でした。
「労働」とは、どういうことなのか?
アーレントの提唱する「制作」「行為」とは、どういうことなのか?
猛暑の中、エアコンの効いた部屋で哲学する・・・なかなかオツなものです。
学習メモです。
・「知恵(ソフィア)」=「学問(エピステーメ)」+「直観(ヌース)」・・・これを発揮すると「観照(テオリア)」に。
・「思慮(フロネシス)」の発揮・・・「行為(プラクシス)」
・「技術(テクネー)」の発揮・・・「政策(ポイエシス)」
あと、ハンナ・アーレントの「活動的生」、「労働・制作・行為」のところも面白かったです。
通信課題は記述でしたが、試験は択一問題。
最後は、得意の鉛筆転がしです(笑)。
2学期は、大学院の人的資源管理に取り組みます。