能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

放送大学の単位認定試験を受けてきました 「現代の危機と哲学」 ソフィア、エピステーメ、フロネシス・・

2018年08月07日 | 学問
週末、恒例の放送大学の単位認定試験を受けてきました。
半年に一回のお約束です。


今回は、「現代の危機と哲学」。
東北大学の森一郎教授が担当されている講座。

ニーチェ、ヤスパース、ハイデカー、ハンナ・アーレントを通じて、
9.11や3.11の歴史的意味をあぶりだしていこうという取り組みです。

アリストテレスのニコマコス倫理学を復習することが出来て、とっても楽しい学習でした。

「労働」とは、どういうことなのか?

アーレントの提唱する「制作」「行為」とは、どういうことなのか?

猛暑の中、エアコンの効いた部屋で哲学する・・・なかなかオツなものです。


学習メモです。

・「知恵(ソフィア)」=「学問(エピステーメ)」+「直観(ヌース)」・・・これを発揮すると「観照(テオリア)」に。

・「思慮(フロネシス)」の発揮・・・「行為(プラクシス)」

・「技術(テクネー)」の発揮・・・「政策(ポイエシス)」

あと、ハンナ・アーレントの「活動的生」、「労働・制作・行為」のところも面白かったです。

通信課題は記述でしたが、試験は択一問題。
最後は、得意の鉛筆転がしです(笑)。

2学期は、大学院の人的資源管理に取り組みます。


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