能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

G7サミット2023は広島市での開催に決まりました!世界平和、核廃絶に向けた動きが加速することを祈るばかりです

2022年05月24日 | 社会・経済

副大統領時代に日本を訪問した米国バイデン大統領。

今回は、大統領としての訪問になります。

広島市選出の岸田総理ともコミュニケーションが取れているようです。

「ジョー」と「フミオ」と呼び合う仲・・・。

昔、「ロン&ヤス」やゴルフ外交していた総理もいました。

 

東京・八芳園では、広島の食材でバイデン大統領をもてなした岸田総理。

広島産のレモンソーダ、広島牛など広島をアピールしたそうです。

広島出身の裕子夫人、和服姿で茶会を開催。

内助の功に岸田さん、助けられています。奥さんがいなければ、岸田さんも総理になれなかったかもしれません・・・笑。

そして、G7サミット2023は広島市での開催に決まりました。

広島市では新聞の号外も!

歴史的な一日になりました。


場所は、かってG7外相会議を開催した広島プリンスホテルです。

海に面しているため、警備しやすい立地。

美しい瀬戸内海を背景に意義ある会合にしていただきたいものです。

ウクライナや台湾海峡、北の核、ミサイル・・・複雑化した国際関係・・・。

世界平和、核廃絶に向けた動きが加速することを祈るばかりです。


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赤を身につけると、なぜもてるのか?心理学者が研究した「赤」の威力と活用方法・・・勝負服はレッド!カープファンで良かった!

2022年05月24日 | 本と雑誌

物心ついた時からのカープファン。

カープファンで良かったなあ!とつくづく思います。

広島の街では、1975年以降、堂々と赤色の服を着ることが出来ます(笑)。

カープは、1949年に球団結成されてから万年クラス。

1945年8月6日に米軍により投下されたたった一発の原子爆弾で14万人が虐殺され広島市は壊滅・・・。

そのわずか4年後にプロ野球球団CARP結成・・・打ちのめされた広島市民を勇気づけ、明日への希望を与え続けました。

プロ野球12球団の中で唯一親会社を持たない市民球団のため、超がつくほどの貧乏球団でした。

セリーグへの年貢が納められない、選手への給料が支払えない・・・球団の解散や山口県下関市にあった大洋ホエールズへの吸収合併などの話が出てきました。

広島市民は、樽募金や寄付でカープを支え続けました。

広島の地酒を造った酒樽を球場の入口に設置・・・お金持ちでもない多くのカープファンは入場料とともに寄付金を喜んで支出したそうです。

「セリーグのお荷物球団」「ビンボー球団」と呼ばれたカープは、米国メジャーリーグからルーツ監督を招聘。

ルーツ監督は、負け犬根性のついたカープの選手たちに勝利への情熱、パッションをインスパイフするために帽子を紺色から赤色に変えました。

この赤色・・・選手たちの意識改革、行動変容が進みました。

そして、1975年、カープ念願の初優勝!

赤ヘル」旋風を巻き起こしました。

ローカル球団だったカープ・・・全国的にファンが拡大しました。

カープ女子、カープ芸人なども出現しました。

ガラの悪い田舎の球団・・・今では、オシャレなイメージが定着してきました。

やはり、「赤」の威力はスゴいと思います。

赤を身につけると、なぜもてるのか?

タルマ・ローベル著  池村千秋訳  文藝春秋刊  1500円+税

 

著者は、イスラエル・テルアビブ大学の心理学科教授の女性。

「身体化された認知」・・・ちょっと難しいのですが、心理学に大革命を起こす発見だそうです。

原題は、「Sensation」。

副題は、「身体的知性の新科学」になっています。

 

目次

はじめに 五感が操る私たちの世界

第1章 温度 アイスかホットか

第2章 手触り 商談に勝つ椅子、負ける椅子

第3章 重さ バックパッカーが旅に魅せられる理由

第4章 赤その1 赤ペンの使用を禁じた学校

第5章 赤その2 赤を身につけるとなぜもてるのか?

第6章 光 冬になるとなぜ気持ちが沈むのか?

第7章 空間その1 感情的な交渉と論理的な交渉

第8章 空間その2 選挙に勝つと背が高くなる?

第9章 浄め 心の汚れは除菌シートで落ちる

第10章 匂い あの店ではなぜ財布のひもが緩むのか?

最終章 閃き グーグルのオフィスは何が違うのか?

 

同書では、学術的なソースノートもちゃんと付いています。

心理学を極めたい人には、ソースを当たることも出来ます。

 

この本は、実践的なハウツー本としても機能します。

各章についている「まとめ」では、研究成果、結論、実践編が見開きで説明されています。

実践編だけでも、同書の価値はアリだと思います。

 

いくつかピックアップさせていただきます。

 

デートや商談、交渉のときは相手に温かい飲み物を飲ませてみよう

 

柔軟な姿勢で交渉に臨むには、やわらかい椅子に座り、硬いものを持たないように気をつけよう

 

子どもも大人も、文字通り人と触れあおう

 

履歴書やレポートには重い紙を使おう

スポーツでは赤いウェアやユニフォームを着用しよう

五輪競技の勝敗の分析でも、赤は青よりも勝率が高いそうです。

ということは、カープも、その恩恵を受けているのかもしれません・・・笑。

女性はセクシーさを印象づけたいときには、赤を身につけよう

男性も社交や商談で支配性を印象付けたいときは、赤を身につけよう

 

相手から好印象を持たれるためには、白い服を着よう

 

多様でユニークな意見が欲しいときは、狭い場所でつめて座りながら会議をしよう

 

大きな力をもっていると思われたいときは、Lサイズの飲み物や食べ物を頼もう

 

店づくりや、事務作業、勉強には匂いの力を活用しよう

鮮やかな赤色の表紙・・・。

赤色の持つパワーを知ることが出来た面白い一冊でした。

女性も男性も、赤の威力をもっと活用した方が良いようです。

重要な商談や打ち合わせ、デート・・・勝負服は、で決まりです。


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