初代が起業し、2代目が中興の祖として発展させ、三代目で会社をつぶす・・・。
オーナー企業、ファミリービジネスでよく見られるパターンです。
最近の少子高齢化、こどもの数の減少で、事業承継が難しくなってきて廃業という現象も見られるニッポンです。
そんな中、過去最高の業績を更新し続けている日清食品。
インスタントラーメン、カップヌードルを発明した安藤百福さんが起業した会社です。
日経ビジネス誌2022/5/30の特集記事は「日清食品3代 破壊の遺伝子」。
創業者の故百福さん、2代目の宏基さん、三代目で孫の徳隆さんのインタビューを交えて日清食品の今後を見ていく内容となっています。
Contents
プロローグ 再び始まる「破壊」即席麺が健康食に
Part1 挑みつづける安藤家 危機感語り継ぐ
Part2 創業魂を埋め込み 永遠に強い企業に
チキンラーメン、カップヌードルからUFO、どん兵衛へ、そして完全栄養食、完全メシへ。
日清食品が「破壊」を続けながら、次世代に向けたイノベーションを起こすためのマーケティングやマネジメントを詳しく解説していきます。
日清食品の強い仕組みとして3つ挙げています。
1 社長の頭の中を知る週一回の「マーケ会議」
2 商品と人材を鍛えるブランドマネジャー
3 名をはせた専門人材 要職にブレーンも
学生時代、浜田省吾さんの歌う「風を感じて」がカップヌードルのCFのバックに流れていました。
「自由に生きていく方法なんて百とおりだってあるさ・・・」
ハングリーだったあの頃・・・懐かしいです。
現在のカップヌードルのブランドコンセプトは、「CRAZY MAKES the FUTURE」だそうです。
狂気が未来を創る・・・スティーブ・ジョブズ風です。
日清食品では、GAFAをライバルに見立てているとのことです。
三代目でさらなる飛躍するか?どうか?
頑張ってほしい若き三代目です。