能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

アジア出稼ぎ日本人 人材大流動時代に生きる・・・今週の日経ビジネスの特集 魅力失うニッポン 選ばれる努力、今こそ!

2024年02月08日 | マネジメント

官製春闘で賃上げ主導、経団連も連合も「春闘」という言葉をやめて共闘ムードになっています。

失われた30年、日本の賃金、給料は上がりませんでした。

腕に自信のある優秀な日本人が日本から出稼ぎのため海外に出かける・・・まさかこんな時代が来るとは思いませんでした。

今週の日経ビジネス誌2024.2.5号の特集は「アジア出稼ぎ日本人 人材大流動時代に生きる」。

アジアの人材が賃金の安い日本を見捨てて他の国に出稼ぎに出るというのは昨年言われてきましたが、今では日本人も海外に出稼ぎに出て行くことを取材しています。

安い賃金の日本を出て、海外で稼ぐ・・・新しい働き方のようです。

 

Contents

Part1 異国でスキルを売る職人たち「日本の技」に競争力 美容師の収入倍増も

Part2 海を渡って現地社員 駐在員削減で好待遇 タイで働く若者、2年連続で20%昇給

Part3 異国体験で広げる わたしたちと家族の未来

Part4 魅力失うニッポン 選ばれる努力、今こそ

 

この特集記事では、シンガポールで月収を2倍にした美容師、タイで入社1年目にして月収30万円を稼ぐ若者、シドニーで年収を400万円から800万円にしたラーメン店主、バンコクで収入を1.5倍にした寿司職人などが取り上げられています。

「安いニッポン」を飛び出し、新天地で日本人の強みを活かして稼ぐ若者たちを取材しています。

美容師、トリマー、寿司職人、アイトリマーなど「職人」的仕事が、海外で稼げる職種のようです。

職人仕事=ニッポンブランドですね。

労働力、専門職、職人という意味で、そろそろ国境がなくなっていくような気もします。

ボーダーレスな人材獲得競争・・・まずは正当な処遇、高い賃金、企業の魅力を高めていかなければニッポンの明日はありません。

世界の人たちに、「日本で働きたい」と思わせる魅力を創っていかなければなりません。

がんばろう!ニッポン


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