就職活動の中にインターンシップが組み込まれるようになって、大学生のキャリア意識も変わってきたと思います。
1DAYでも、気になる会社の中で疑似労働体験を積むことは、4月入社後のリアリティショックを和らげることになり、その会社の風土、社員、空間が自分にあっているかどうかを体感する良い機会になると思います。
それでも、3年後には3割の人たちが転職していくのですが・・・。
日経ビジネス2021.10.4号に、楽天グループの広告が掲載されていました。
広告といっても、「インターンシップ人気企業ランキング」というアンケート調査に基づいたリポート風記事の体裁を取っています。
有効回答人数が686名とちょっと少な目ですが、楽しく読むことが出来ました。
「楽天みん就 2023年卒 インターンシップ人気企業ランキング」
この調査によると、学生側は、インターンシップのプログラムで重視しているものとして次の点をあげています。
5位 学生同士の繋がりができる
4位 会社の考えがわかる
3位 採用に直結している
2位 職業体験ができる
1位 社内の雰囲気がわかる
インターンシップ人気企業ランキングのトップ10は、次のような顔ぶれです。
10位 旭化成
9位 サントリー
8位 サイバーエージェント
7位 アサヒ飲料
6位 アクセンチュア
5位 花王
4位 楽天
3位 伊藤忠商事
2位 味の素
1位 ニトリ
ネットでブラック企業風と言われている企業はなく、いずれも企業イメージの良い会社ばかりです。
また、インターンの受け入れを優秀な学生を採るための手段として、また会社のブランディングにするような努力を積み重ねている会社。
コロナ禍の中、学生のシューカツも大変ですが、採用する側もオンラインも交えて可能な限り良い学生を採用する努力をしています。
「企業担当者のイメージが良い」企業の第一位は、東京海上日動システムズ。
ここにエントリーシートを出した学生は、いい会社だと感じているようです。
東京海上サイドも相当の工数をかけて採用活動をしているのだと思います。
また、いつの時期からインターシップを始めるのかも調査しています。
3年生の8月、3年生の9月、3年生の7月が多くなっています
意外に早いんですね。
withコロナの中大変ですが、2023年入社に向けて、大学3年生諸君のシューカツ奮闘に期待です。