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道の駅「萩往還」吉田松陰記念館に行ってきました 明治維新に火を点けた長州の志士たち・・・吉田松陰先生や高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文

2024年08月05日 | 学問

山口県萩市に行ってきました。

国道262号線、萩の町に入る手前にある「道の駅 萩往還」。

レストランや地場の食べ物の販売をしている「道の駅」とは異なり、ここには博物館が併設されていました。

「萩往還 松陰記念館」

NPO法人萩まちじゅう博物館が運営する吉田松陰先生をテーマにした小さなパビリオンです。

広場には、吉田松陰先生や高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文などの彫像が建てられています。

明治維新の原動力となった志士たちは、ここを歩いて全国の飛耳長目に向かいました。

萩市の郊外・松本村に造られた小さな松下村塾。

わずか1年ちょっとしか松陰先生の指導は行われなかったようですが、ここから2名の総理大臣を輩出しました。

この塾がなければ、明治維新はなかったでしょうし、また、日本が欧米列強の植民地になっていたと思います。

松下村塾を再現した講義室。

塾生が松陰先生に質問します。

「自分は記憶力が弱いので、本を読んでも、すぐに忘れてしまいます。どうすればいいんでしょうか?」

松陰先生は答えます。

「記憶力の良い優秀な人は本を一度しか読みません。それでは身につかず良くありません。何度も何度も読み返すことが大切です。」

松下村塾は、一方的な講義だけではなく、塾生との対話が中心だったようです。

今でいうアクションラーニングです。

時には野外で農作業を行い、塾生との対話をしていたといいます。

わずか1年ちょっとしかなかった松陰先生の指導教育でしたが、明治維新の立役者を多数輩出しました。

本当にすごい教育家だったんですね。

「萩往還 松陰記念館」は、本格的な展示がされており、小中学生でも理解できるように解説されています。

入場料は無料。

明治維新や日本史の勉強にもなります。

おすすめのスポットです。


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