広島市の平和公園までリバーサイドを歩いてウォーキング。
原爆ドームの横を通り抜けると、そこに10メートルほどのコンクリートの五重塔。
「動員学徒慰霊塔」と書かれています。
動員学徒・・・第二次世界大戦中、勤労奉仕に動員された大学生、高校生、中学生。
全国で三百数十万人と言われています。
そのうち戦禍に倒れた学生は1万数千人。
原爆死した学生は、7000人余りと言われています。
未来、希望、明日がある若者たちにとって本当に無念だったと思います。
この動員学徒慰霊塔し、高さ12メートルの鉄筋コンクリート造。
有田焼の陶板張り仕上げに、平和の女神の像、八羽の鳩を配した末広がりの五重塔になっています。
広島の大学生、高校生、中学生・・・。
小職の先輩も亡くなっています。
また、東京の学生も多数犠牲になっています。
東京帝大、早大、法大、日大、明大などが記されています。
学徒出陣で戦地に赴いた学生のことは知っていたのですが、銃後にこれだけの学徒の犠牲者がいたとは・・・。
「わだつみの声」に涙した若き日・・・。
そうした人たちの上に今の日本がある・・・改めて思いました。
合掌。
彼彼女たちのためにも頑張らなければ!